英語学術文献の輪講
卒業研究に関連する英語の文献を読み，読解力を養う．

研究分野の英語の文献を読み，内容を理解できるようになること．

英語論文、内容読解、持ち回り講師

輪講とは、ひとつの専門書を少人数のグループ内で一人ずつ順に講師を務めて読み進めていくことである。卒業研究を行う研究室で英文の専門書を選定し、輪講形式で読み進める。輪講を通じて、英語を含む専門文献の読解力を養い、説明の仕方に習熟し、質疑応答等の討議に積極的に参加する習慣を身につける。そのため，技術系の英語を含む専門文献が抵抗なく読みこなせる能力を身につけ、講師として、他人に理解してもらえるように説明する能力を養う。また、聞き手として、講師の説明がわからない部分について的確に質問できる能力を養う。

卒業研究を行う自分の研究室の方法にしたがい、進めるようにしてください．

卒業研究を行う自分の研究室にて、それぞれ説明があるため、それに沿って進めるようにしてください．

課題に指定された論文を全体にわたって翻訳し、内容を理解する。専門用語を確実に覚え、また、文献の引用の仕方や、図表の表記など、論文執筆における様式を身に付ける。

予習ができていない場合には人に説明できず、グループ全体に迷惑をかけることになる。また、人の説明が理解できず、講義に加わることができない。英文を確実に理解できるまで、辞書や他の専門書をあたる。わからない場合には、指導教員や大学院生に相談すればよい。

卒業研究を行う研究室の教員によって評価される．
100点満点の60点以上で単位認定となる．

卒業研究を行う自分の研究室にて、それぞれの担当教員によって評価される．

テキスト等の使用については、研究室で指定されるため、担当教員の指示に従うこと．

輪講は各受講生が講師の役割となって他の人に説明するのであるから、十分内容を理解したうえで、わかり易く説明する方法を身につける。他の人の説明がわからないときや説明の内容が自分の理解と異なるときには、必ず質問し、疑問を残さないようにする。輪講は各自の取り組み次第でただの英語の時間から、コミュニケーション能力養成の時間まで大きく変化する。卒業研究テーマに関連した研究を調査していくうえで、日本語および英語で書かれた専門書、学術雑誌、学術論文、英文のホームページを読むことが要求される。輪講では、英語力のうち読解力の養成を行うことになる。輪講を受けるためには、英語検定３級以上、TOEIC450点以上に達していることが望ましい。４年生になるまでに、自分の英語力を高めておくこと。英語は、楽をしてしまうと決して身に付かないので、翻訳アプリを使ったりすると、自分で自分の首を締めることになるということを肝に銘ずべきである。

初回のガイダンスにおいて担当教員から指示がある。なかった場合は質問すること。