海外研修実習(英語3)
 Independent Short-term Study Abroad
 担当教員:Matthew Joseph Zisk, Karolin Jiptner
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)学部共通分野
 開講学年:工学部(2~4年生)の学部学生、理工学研究科(工学系)及び有機材料システム研究科の大学院学生  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:工学部全学科  科目区分:基盤共通教育科目 
【授業の目的】
工学部教員と国際ネットワークのある研究室を自らの計画立案により学生が単身で訪問することで、国際的な感覚を養い、視野を広げることを主たる目的とする。なお、海外での研究発表を目的とした申請は対象外とする。別の支援制度を利用されたい。

【授業の到達目標】
工学部教員と国際ネットワークのある研究室を自らの計画立案により学生が単身で訪問することで、国際的な感覚を養い、視野を広げることを主たる目的とする。

【授業概要(キーワード)】
海外研修実習、短期留学、国際交流

【科目の位置付け】
本科目は授業ではなく、学生が自ら計画する短期留学のプログラムである。条件を満たした学生には、「海外研修実習」の2単位を付与する。

【授業計画】
・授業の方法
海外研修実習では学生を3名程度募集し、工学部教員が研究を通し交流している海外協定校等の研究室に短期間派遣する。
派遣の前には研究計画を立てる必要があり、また帰国後には報告書を提出し、報告会で発表する必要がある。
・日程
応募の詳細は以下の通りである。
1. 受け入れ先
工学部教員が研究を通し交流している海外協定校等の研究室

2.実施時期
平成31年7月1日から平成32年1月31日まで
(渡航期間は、1週間から2週間程度が望ましい)

3.対象学生
工学部(2~4 年生)の学部学生、理工学研究科(工学系)及び有機材料システム研究科の大学院学生

4.募集人数
3名程度

5.旅費の補助範囲
国内の国際空港から目的地の最寄りの空港までの航空運賃の一部
(1人あたり最大15万円。事前準備活動・現地での担当教員による評価・帰国後の報告発表の評価により金額は変動する。本人への旅費の振込みは最終的な成績評価後とする)

【学習の方法】
・受講のあり方
応募条件(1~8全てに該当する者)は以下の通りである。
①成績基準(GPA2.3以上)を満たす者
②将来、国際的な舞台で活躍を目指す高い意欲を有する者
③応募前に工学部教員と相談し、自ら積極的に計画を立てた、研修計画書が提出可能な者。
④現地スタッフに協力の了承が得られている者
⑤帰国後、報告書を提出し、国際交流イベント等の補助を行うことができる者
⑥現地において最低限の会話が可能な者。使用言語が英語の場合は、TOEIC 500点以上のスコア、またはそれに相当する英語力を有する者
⑦海外渡航に問題ない健康状態であること
⑧以下の事前・事後の活動を行うことができる者
事前準備活動:国際交流センターが開催する英語活動に出席し、英語力の向上に努めること。スライド資料を用いた大学紹介を英語で行えるよう準備すること。
事後活動:国際交流センターが主催する Share Your Experiences で工学部生に向け、成果を発表報告すること。

提出書類は以下の通りである。
①申請書(様式別紙参照)(航空機運賃がわかる見積書を添付)
②研修計画書(出発から帰国まで、毎日の計画目的も簡潔に記述。様式自由)
③指導教員又はアドバイザー教員からの推薦書(相手先との交流実績、教育目的、工夫点等を含む、様式自由)
④TOEIC(TOEIC IP 含む)又はTOEFLのスコア票
⑤成績証明書
⑥大学で行った健康診断書(1通)


上記①~⑥の書類審査及び面接(英語及び日本語)を行い、派遣学生を選抜する。

①募集締切:平成31年6月7日(金)17時まで
②提 出 先:学務課学生支援担当・1号館1階国際交流センター事務室
・授業時間外学習へのアドバイス
上記の条件にあるように、現地において最低限の会話ができる必要がある。ほとんどの場合では使用言語が英語となるので、応募の際には英語のスキルをブラッシュアップし、日常会話ができるようにしておくことが重要である。研究計画は自ら立てることになるが、その内容を参考に選抜を行うので、慎重に考えて、将来の自分の進路にもつながるような計画を立てることも重要である。

【成績の評価】
・基準
条件を満たした学生には、「海外研修実習」の2単位を付与する。
(ただし、大学院生と、平成25年度以前に入学したシステム創成工学科・バイオ化学工学科の学生は規程により単位が付与されません)
・方法
条件を満たした学生には、「海外研修実習」の2単位を付与する。
(ただし、大学院生と、平成25年度以前に入学したシステム創成工学科・バイオ化学工学科の学生は規程により単位が付与されません)

【テキスト・参考書】
本科目は授業ではなく、学生が自ら計画する短期留学プログラムであるため、教科書は特にない。

【その他】
・学生へのメッセージ
大学生の間には海外に出て自分の目で世界を確かめ、異文化を体験することが重要なことである。しかし、経済的な理由等でなかなか踏み出せない学生が多い。海外研修実習では自分に合った留学計画を立てながら、大学から旅費の一部を負担してもらえるので、留学に興味がある学生には強く勧めたい。
・オフィス・アワー
質問等がある場合の問い合わせ先: 学務課学生支援担当 内線 3017

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