総合英語(英語1)
 General English (English 1)
 担当教員:太田 裕子(OTA Yuko)
 担当教員の所属:工学部非常勤講師
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:化学・バイオ工学科、情報・エレクトロニクス学科  科目区分:基盤共通教育科目・必修(補充) 
【授業の目的】
本文の内容把握、本文の音読、穴埋めリスニング問題、文の言い換え、整序英作文を通して、「読む、書く、聞く、話す」の4技能を同時並行的に学びます。リスニングやスピーキング、速読に効果的なスラッシュリーディングに取り組みます。また、音読を通して英語のリズムを身につけます。単語レベルのディクテーションや整序英作文にも取り組りくみます。

【授業の到達目標】
読むこと:ある程度まとまった長さの文章を理解できる。
聴くこと:短い言葉のやり取りを聞いて理解できる。単語レベルの書き取りができる。
話すこと:スラッシュリーディングと英語のリズムに乗ることができる。
書くこと:整序英作文ができる。

【授業概要(キーワード)】
スラッシュリーディング、英語のリズム、読解、整序英作文、音読

【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の,実践的な基礎力を養成する。(補充のクラス)

【授業計画】
・授業の方法
意味もわからず音読がうまくなっても運用能力は向上しないので、内容理解の問題に取り組んだ後、各章の本文の精読を行います。その後、音読の練習を繰り返し行います。Ex.Aで語彙を増やします。取り上げられた単語を使って英文を作ります。Ex.Bで内容理解を確認します。Ex.Cでは会話練習(ペアワーク)をします。「話し言葉」と「書き言葉」の違いを感じ取りましょう。Ex.D、Ex.Eで文法事項の復習をします。
・日程
第一回:オリエンテーション
第2-3回目:The Atkins Diet
第4-5回目:Can You Live Without a Cell Phone?
第6-7回目:REM vs. NREM Sleep
第8-9回目:Typhoon in Japan, Hurricane in America
第10-11回目:Pet Boom in Japan: A Dog Treated a Human Being
第12-13回目:A Friend in Need Is a Friend Indeed
第14回目:期末試験(リスニング+リーディング)+採点(自己採点)
第15回目:追試予定

【学習の方法】
・受講のあり方
授業では、解説を聞きながら、予習で作成したノートに、見落とした語法や文構造(修飾被修飾の関係)を書きこみましょう。Shadowingにもチャレンジしましょう。
・授業時間外学習へのアドバイス
予習でノートに英文を一行おきに書き写します。分からない単語の意味調べをし、書き写した英文の該当単語の上か下に書き込んでいきます。次に、訳せない、意味がわからない文章に印をつけます。復習として、授業で読んだ個所の内容を思い起こしながら、暗唱するくらい音読をしましょう。音読のコツは『音読MAX』を参照してください。本文中の語彙、語法の書き取りをしましょう。

【成績の評価】
・基準
課題・レポート、発表など:30 点+授業参加:20 点+期末試験:50点=100点満点
(60点以上合格)
・方法
授業参加(質疑応答など)に20 点、レポート・課題(トピックについて自分の意見や感想を書くこと等)30 点、学期末試験に50点

【テキスト・参考書】
教科書:Read Aloud Shigeyuki Sakakibara/Masuko Sakakibara著 
Macmillan Language House (2007)
参考書:音読MAX 黒川裕一著 南雲堂(2012)
   :効果的な英語コミュニケーション技法 金徳多恵子著 南雲堂(2012)
   :はじめてのシャドーイング 鳥飼玖美子 学習研究社(2003)

【その他】
・学生へのメッセージ
遅刻、無断欠席で、リスニング小テストなどに参加しなければ、減点します。やむをえない事情で欠席する場合は配慮するので、必ず連絡してください。授業中の私語、携帯やその他のモバイル機器いじり、マンガ読み、他の教科を勉強することは禁止です。遅刻した場合は、理由を連絡してください(連絡がなければ欠席扱いになります)。
・オフィス・アワー
質問等がある場合は、授業終了前の数分間を質問の時間にしますので、その時にお問い合わせください。

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