科学と技術
 Science and Technology
 担当教員:野田 博行(NODA Hiroyuki)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)学部共通分野
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:工学部  科目区分:基盤共通教育科目 
【授業の目的】
科学と技術の違いについて、先人の新しい法則の発見、技術の発明プロセスから学ぶ。また、ハイテクを支えるものづくりの基盤技術について実例から学ぶ。
先人の知恵、匠の技について科学と技術の視点から理解する。

【授業の到達目標】
先人の知恵がどのようなプロセスで生まれたかを理解し、また、基盤技術を理解し、今後の研究・開発において生かせるようにする。

【授業概要(キーワード)】
科学、技術、発見・発明のプロセス、匠の技

【科目の位置付け】
この授業は、科学と技術の違いについて、先人の新しい法則の発見、技術の発明プロセスから理解するものである。

【授業計画】
・授業の方法
サイエンスチャンネルを活用したビデオ視聴と講義、討論を交える。
・日程
1.科学と技術の違い
2.エジソン・・・発明
3.アインシュタイン・・・相対性理論
4.コッホ・・・コレラ菌等の発見
5.本田宗一郎・・・オートバイ
6.湯川秀樹・・・中間子理論
7.八木秀次・・・八木アンテナ
8.これまでのまとめと中間試験
9.北島絞製作所・・・深絞り
10.ジュケンファインツール・・・微細樹脂加工(米沢周辺の企業との対比)
11.岡野工業・・・プレス
12.日本伸管・・・引き抜き
13.日の出製作所・・・切削加工(米沢周辺の企業との対比)
14.桐山製作所・・・ガラス細工
15.これまでまとめと期末試験

【学習の方法】
・受講のあり方
ビデオやパワーポイントで示される講義内容からポイントをプリントに記載する。
・授業時間外学習へのアドバイス
サイエンスチャンネルを事前に視聴する。講義内容について復習し,理解できない点は図書やインターネットを用いて調べる等して解決すること。

【成績の評価】
・基準
 中間試験50点、期末試験50点の計100点で評価する。60点以上を合格とする。ただし、5回以上欠席すると単位認定は行わない。
 先人の知恵がどのようなプロセスで生まれたか、また、基盤技術を理解し、今後の研究・開発において、どのように生かしたいかを問い、講義中にポイントとして示した解答が得られること。
・方法
成績については、2回実施する試験を総合して評価することとする。

【テキスト・参考書】
参考にするものは、以下のとおり。
JSTのサイエンスチャンネル(u-tube)

【その他】
・学生へのメッセージ
発見や発明はだれでもできるということ。講義で理解できなかった点や、疑問に思ったことは積極的に質問にくること。
・オフィス・アワー
特に時間は設けないが、必要がある場合は直接担当教員の研究室をたずねること。

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