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山形大学 庄司 由紀彦
『職員間の交流の輪を拡げよう!〜大学間連携SD研修会のススメ〜』
FDネットワーク"つばさ"では、平成21年度から「大学間連携SD(Staff Development)研修会」を実施しています。これは、全国の大学職員の相互研鑽と職員間の人的交流の活性化を目的に実施しているものです。
この大学間連携SD研修会は、平成15年から実施してきた本学の学内SD研修に端を発し、この研修では、本学職員が地域社会(県内市町村)に飛びだして具体的なプロジェクトを創出したり、事務改善のための書籍を執筆したりと、様々なことに取り組んできました。
さて、この「大学間連携SD研修会」ですが、平成24年度までに、のべ290名を超える全国の国公私立大学等の職員が参加しており、この研修で参加者が製作したDVD「あっとおどろく大学事務NG集」は、多くの大学で職員研修等に活用されています。
私事ですが、小生は昨年の7月からFDやSDを受け持つ本担当に就いておりますが、着任から間もない昨年9月に実施した平成24年度の大学間連携SD研修会を実施して、参加者の大変な熱気に驚かされたことがとても印象に残っております。
と言いますのは、今日初めて顔を合わせることになった参加者同士が打ち解け、和気あいあいとした雰囲気の中にも、極めて真剣に将来の大学・日本・そして世界について意見を交換し合っている姿を見て、であります。ちなみに、平成24年度は「20年後の大学を考える」がテーマでした。議論に参加している方々が自分と同じ大学職員かと思うと気が引けてしまう思いでした。大学の将来を語り、理想とする大学職員像を模索する参加者達の間には、男女や年齢の違いはおろか、国公私立という所属の違いもなく、ただ良い大学を作りたいというひたすら熱い思いが存在するのみであるように感じました。
研修後の情報交換会に出席したある班のメンバーからは、同じ思いに意気投合した班員同士で「こんな理想が実現できる新しい大学を作りたいね」という発言まで飛びだす始末。研修でのこととは言え、とかく面倒臭いと敬遠されがちなテーマについて、そこまで熱く真っ正面から自分たちの理想を語れる場って今の大学にどれだけあるでしょうか…。
そんな「大学間連携SD研修会」、平成25年度は9月5日(木)〜6日(金)の2日間にわたっての開催が決定しました。2日間にわたってというのは今回が初めてです。前年の参加者から多く寄せられたご意見「グループワークの時間が足りない」というアンケート結果を受けての決定です。
今年のテーマは何か…、追って全国の大学等にご案内をお送りさせていただき、本ホームページ上でも紹介させていただきます。
参加にあたっては、経験年数・担当分野・年齢等は一切不問。是非、大学を担う多くの職員の方々に参加していただき、交流の輪を一気に全国へ拡げ、かつ自己研鑽の場に役立てていただきたいと思っております。
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