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 東北生活文化大学短期大学部 佐藤 恵




東北生活文化大学短期大学部は、栄養士を養成する食物栄養学専攻と保育士・幼稚園教諭(二種)を養成する子ども生活専攻という二つの専攻から成っています。自分たちの将来の目標がはっきり定まっていることから、専門科目の授業には目的意識や意欲をしっかり持って取り組んでいるようです。こうした中で私は一般教養科目の英語を担当していますが、自分たちの専門とは直接関わらないと思っている学生や、高校までに英語が大嫌いになっている学生も少なくない状況で、英語を学ぶ意欲や意義を喚起しながら授業を行うことに苦心しています。彼らの専門を扱った英語のテキストを用いたり、視聴覚教材を取り入れたりすることで一定の効果は出ているものの、まだまだ工夫しながら授業に取り組んでいかなければならないと考えています。

自分の担当科目以外では、学内の基礎教育検討委員会のメンバーとして活動し、高校から大学の授業にスムーズに移行できるように入学前課題やスクーリングの実施に関わっています。国語・数学・英語の共通課題の他に、それぞれの専攻に入ってから一番苦労することでもある、食物栄養学専攻では化学講座、子ども生活専攻ではピアノ個人レッスンを希望者に提供しています。また、今年度からはFD委員にもなり、授業改善アンケートや公開授業・セミナーの実施に関わっていますが、まだただこなすことでいっぱいです。

私は食物栄養学専攻に所属しており、昨年度栄養士として初めて卒業生を出したばかりですが、私はちょうどその一期生の担任をしていました。彼らを迎え入れた私たち自身、新しいカリキュラムのもと試行錯誤しながら突っ走って指導せざるを得ない状況でした。彼らが春に無事に巣立って行き、やっとほっとしたところです。現在は2サイクル目に入り、1サイクル目の反省を踏まえ、より良い教育効果を上げるためにカリキュラムの年次配当の見直しを行い、授業改善を図っている最中です。  








   
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