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山形県立米沢栄養大学 教授 : 大益 史弘


「研修会1年間の流れ」

本年度も多岐にわたるSDFD(staff development and faculty development)研修会を開催してきている。本法人の山形県公立大学法人は、一法人で二大学(山形県立米沢栄養大学、山形県立米沢女子短期大学)を有しており、両大学の教職員にとって共通したテーマの際は合同で研修会を開催している。また、各大学固有の問題であれば、大学ごとに研修会を開催している。

新年度の初めには、本法人の業務を円滑かつ安全に遂行できるように、新任の教職員を対象として、服務規程や情報セキュリティに関する研修会を行った。その後もAED(automated external defibrillator)研修会を開催し、新任の教職員を含め多数の参加があり、盛況な会となった。他にも、メンタルヘルス研修会として、最新の実例をもとに学生のメンタルヘルスチェックと課題を中心に聴講し、学生の教育という大学運営の根幹をなすところに関係すると感じた。さらに、ハラスメント研修会においても最新の実例をもとに、ハラスメントを起こさないため、起きた場合の相談系統の両面についての内容を聴講し、心構えの定期的なアップデートを行った。さらに、研究活動の向上を目標とする研修会をいくつか開催した。米沢女子短期大学においては、研究活動におけるコンプライアンス研修会を5月に実施している。米沢栄養大学においては、ヒトに関わる研究が多いため、8月に医学系研究指針と研究倫理研修会を開催することでコンプライアンスの強化を図った。 また、外部資金獲得についての研修会を両大学合同で開催し科研費獲得を促した。文部科学省ならびに公立大学協会から講師を招聘し、それぞれ高等教育政策と公立大学の現状と課題を把握し、今後の大学教育の方向を考える良いきっかけとなった。

本年度は教育面での研修会をまだ開催していないが、年度を通じて系統立ったSDFD活動が行えたのではないかと思う。





   
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