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特色ある教育の開発、教育力の向上をめざして

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あっとおどろく大学事務NG集
 
 

共栄大学 太田顕一郎
(教務課員)

 共栄大学は「至誠」(至高の誠実さ)による人間性教育をもって建学の精神としており、そのような人間性を具現化する教育手法として、「知・徳・体」を三位一体とする高邁な人間教育という大学の理想を掲げています。
 このような建学の精神と「知・徳・体」を三位一体とする高邁な人間教育という大学の理想を具体化し、さらに指針の形で分かりやすく示したのが、以下の3つの「教育理念」です。
 第一に、応用力が求められる実社会において、自らが調べ、深く考え、他人の意見を理解し、自分の考えを表現する力としての実践的な「社会学力」。
 第二に、自らを律する強い心であり、至高の誠実さをもってすべてのことにあたる「至誠の精神」。
 第三に、社会で生きるための基本である人間の礼儀・礼節を尊ぶ「気品の模範」。
 加えて、「知育・徳育・体育」のバランスのとれた人間的素養・教養を基礎にしつつ、社会的ニーズに対応した実践的な知識と社会学力を修得した有能・有望な人材を育成し、社会に輩出することを使命としています。
 教育理念や社会的使命を達成するためには、優れた教育サービスの提供(FD)と優れたマネジメント能力(SD)により達成されるものです。本学のFD活動は、「ファカルティ・ディベロップメント委員会」(通称FD委員会)を中心に毎年開催しています。FD研修会の内容としては、@授業評価アンケートの結果の分析、A外部講師による講演、B講演内容や本学の教育上の問題点などをテーマにしたオープン・ディスカッションなどを実施しています。しかし、「FD研修会」の実施後における「FD研修会」そのものの評価とフィードバックシステムという点で確立されていないのが今後の課題です。
 最後になりますが、文部科学省の平成22年度「大学生の就業力育成支援事業」に本学の教育プログラム(共栄キャリアPDCA)が採択されました。本事業は、文部科学省が「大学生の卒業後の社会的・職業的自立につながる就業力育成の向上に対する大学の教育改革を支援すること」を目的としており、本学が実施する新たな教育プログラムは、大学初年次(一年生)から発達年次に応じて段階的にキャリア形成に求められる動機付け・能力開発を行うものです。
 今後とも会員校の皆さまと研修会やリレーエッセイを通して、各校が持っている情報を共有できたらと思っておりますので宜しくお願い致します。

   
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