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学長メッセージ(山形大学の全ての学生及び教職員の皆様へ)

 去る3月11日に東北地方を襲った地震と津波は、未曾有の被害をもたらしました。被災された数多くの皆様方に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 これまでに、山形大学の留学生222名と教職員全員の安全が確認できましたが、現在、9,298名の日本人学生の安否の確認に全力を挙げているところです。被災した学生に対しては、山形大学として可能な限りの救援と支援の手をさしのべてまいります。
 今回の大震災は、第2次世界大戦後の最悪の惨事であり、国家的な危機であります。当面の被災者の救助から将来の復興まで、多方面で膨大な努力が必要で す。今回の震災を経ても、山形大学の機能はしっかりと維持されています。この危機を乗り越えていくために、山形大学としてできることは全て実施していく覚 悟です。
 日本人の思いやりと助け合いの心が試されています。山形大学の全ての教職員及び学生の皆様には、力を合わせ、それぞれができる最大限の努力と貢献をしていただくようにお願いをいたします。

  平成23年3月18日
              

山形大学長 結城章夫