掲載日：2016.06.29

　職場環境等におけるダイバーシティ(多様な人材の積極的な活用)やワーク・ライフ・バランス実現に向けて、山形大学では6月29日、「ワーク・ライフ・バランスセミナー～豊かな個性による価値の創出～」を小白川キャンパスで開催しました。一般参加者、学内教職員を合わせて約50人がセミナーに参加。シカゴ大学ラルフ・ルイス記念特別社会学教授の山口一男氏を講師に迎え、「ワーク・ライフ・バランスとダイバーシティー日本の課題」をテーマに講演いただきました。
　本学は、文部科学省科学技術人材育成費補助事業のプログラムの1つである、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブの採択を受けています。(大日本印刷株式会社研究開発センター、山形県立米沢栄養大学との連携事業。)本セミナーは、上記事業の理解や活用促進を図り、誰もが能力を発揮できる職場を増やしていくことを目的として企画されたものです。
　講演では、”仕事”と”家族”が互いを妨げ合う指標等を例に挙げ、分析結果を踏まえながら、国内で女性の活躍が進まない環境要因について言及。また、参加者から日本とアメリカの比較について質問が寄せられ、管理職のジョブ・シェアリングをテーマに解説を行いました。
　本セミナーを含む、「山形大学男女共同参画フェスタ」は7月1日まで開催。上記事業の紹介や多様な性LGBTについてのパネル展示を山形大学インフォメーションセンターで行っていますので、そちらもぜひご覧ください。

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