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「安達峰一郎研究プロジェクト」成果報告シンポジウムを開催(7/2)

掲載日:2016.07.02

 山形が生んだ世界的偉人、安達峰一郎について研究を進める「山形大学安達峰一郎研究プロジェクト」の成果報告シンポジウムを7月2日、ホテルメトロポリタン山形で開催しました。会には県内外から約100人が参加し、会場はぼぼ満席。第一次世界大戦前後の複雑な国際情勢の中で国際平和に尽力、世界の良心と称えられた安達博士の活躍に対し、「思いを馳せるような時間となれば」という小山学長の挨拶からシンポジウムが始まりました。

 成果報告として、研究プロジェクトメンバーの植木俊哉理事(東北大学)、牧野雅彦教授(広島大学)、柳原正治教授(放送大学)、篠原初枝教授(早稲田大学)が各専門分野の視点から安達博士の業績を解説。生涯・功績を紹介した植木理事は、「安達博士は心理的な基盤として山形という"心のふるさと"を自身の中にしっかりと持ち続けていた人物。だからこそ国際的な場で他国の人の気持ちを理解できた。真の『国際人』とはそういう人では」と述べました。国際連盟を主に研究する篠原教授は「様々な大学・専門分野の先生が集まっていることで多角的な視点で研究を進められている」とプロジェクトの機能にも触れました。また後半には北野通世名誉教授(山形大学)と北川忠明教授(山形大学)がファシリテータを務め、パネルディスカッションを実施。各プロジェクトメンバーがパネリストとして、研究成果等を発表しました。

 本取組みは安達峰一郎博士の業績を正当に評価し、山形県民の誇りとなるよう、平成24年11月に全国の研究者10名によるプロジェクトを立ち上げ、研究を進めているもの。今年度でプロジェクトは最終年度を迎えています。

挨拶する小山学長の画像
挨拶する小山学長

成果報告を行う植木東北大学理事の画像
成果報告を行う植木東北大学理事

成果報告を行う牧野広島大学教授の画像
成果報告を行う牧野広島大学教授

成果報告を行う柳原放送大学教授の画像
成果報告を行う柳原放送大学教授

成果報告を行う篠原早稲田大学教授の画像
成果報告を行う篠原早稲田大学教授

パネルディスカッションの様子の画像
パネルディスカッションの様子

シンポジウム会場の様子の画像
シンポジウム会場の様子

シンポジウム会場の様子の画像
シンポジウム会場の様子

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