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第5回学長特別講演会「研究者の知識が地域産業を活性化する」を開催(7/11)

掲載日:2016.07.13

 山形大学の使命「地域創生」「次世代形成」「多文化共生」を学内外に発信するため、山形大学では昨年から学長特別講演会シリーズ「山形から世界へ」を開催しています。7月11日、第5回講演会を小白川キャンパスで行いました。
 講演会には一般市民、学生、教職員約160人が参加。講師に丸幸弘氏(株式会社リバネス代表取締役CEO)を迎え、「研究者の知識が地域産業を活性化する~次世代育成からベンチャー創出までを実現するエコシステム~」をテーマに講演いただきました。東京大学大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立、「最先端科学の出前実験教室」を日本で初めてビジネス化した丸氏。話題にあがっていた小・中学生の"理科離れ"に着目、より多くの人に「サイエンスとテクノロジーをわかりやすく伝える」ことをコンセプトに据え、会社を立ち上げた経験を語りました。新事業創出にも触れ、丸氏が重視する「QPMIサイクル」(Question、Passion、Mission、Innovation)が新たな価値、イノベーションを生み出していくことを力強く伝えました。
 小山学長との対談で、ビジネスの原動力は「常に課題を持つこと。課題を解決するために取り組んでいく」と話した丸氏。質疑応答の場面では学生や一般市民など様々な立場の参加者から多くの質問が寄せられ、新しいベンチャーの創出や地域創生の可能性について活発な議論も行われました。
 学長特別講演会シリーズは今後も開催を予定しております。次回の講演内容や開催日などの詳細は、決定次第ホームページ等でお知らせいたします。

講師の丸幸弘氏の画像
講師の丸幸弘氏

進行を務めた土井特任教授の画像
進行を務めた土井特任教授

対談中の様子の画像
対談中の様子

質疑応答の様子の画像
質疑応答の様子

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