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「平成28年度奥の細道マイスター養成事業特別講演」を鶴岡市で開催(11/12)

掲載日:2016.11.14

 12日(土)、「平成28年度奥の細道マイスター養成事業特別講演」を鶴岡市で開催しました。本学では、奥の細道についてのボランティアガイドを養成する「奥の細道マイスター講座」(初級・中級・上級)を山形・宮城県内で開講しており、今回の中級講座の一部を特別講演として実施したものです。

 第一部「文学散歩」では、『おくのほそ道』に加え、山形師範学校(本学地域教育文化学部の前身)を卒業した作家・藤沢周平の作品の世界を巡るべく、鶴岡市内のゆかりの地を探訪。参加者約30名は、ナビゲーターを務めた山本陽史教授の解説を聞きながら、長山重行邸跡(松尾芭蕉が滞在)や致道館、藤沢修平記念館などを見学し、鶴岡市を散策しました。その後鶴岡キャンパスに戻って開催された第二部では、「庄内の風土と文学~江戸から現代まで」と題した山本教授による講演が行われ、東北の歴史と文化に触れるプログラムとなりました。

 山形大学では平成24年度に「奥の細道マイスター事業」をスタート。元禄2年(1689年)の芭蕉のみちのくの旅を学び、東北の歴史・文化について語ることのできるボランティアガイドの育成を行いつつ、文化によるネットワークを構築する取り組みを続けています。

ナビゲーター、講師を務めた山本教授の画像
ナビゲーター、講師を務めた山本教授

長山重行邸跡を見学の画像
長山重行邸跡を見学

内川乗船の地を訪問の画像
内川乗船の地を訪問

紅葉が進む内川岸辺を散策の画像
紅葉が進む内川岸辺を散策

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