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幕田寿典准教授の文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞が決定しました(4/12)

掲載日:2016.04.13

 平成28年4月12日(火)、本学の幕田寿典准教授(機械システム工学)の文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞が決定しました。

 この表彰は、「科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与すること」を目的として文部科学省が定めているもので、幕田准教授は、高度な研究開発能力を有する若手研究者を対象とする「若手科学者賞」受賞者として選ばれました。

 対象となった業績は「超音波による微細気泡生成技術に関する基礎及び応用研究」。
 この研究は、幕田准教授が開発した「中空超音波ホーン」を用いた発生装置を使用し、水以外の液体中でも、マイクロバブルと呼ばれる直径100μm以下の微小な気泡を多量に発生することを可能としたもので、今後は次世代超音波造影剤としての活用など、医療分野における応用のほか、多分野での研究展開が期待されます。 

 幕田准教授は、「自由に研究に取り組ませてくれる大学の環境、そして共に研究を行い、日々頑張っている研究室の学生へ非常に感謝している。ユニークな研究であり、幅広い分野への応用研究を進めていきたい。」と、コメントしました。

 文部科学省の報道発表は、こちらをご覧ください。

「中空超音波ホーン」を手に説明する幕田准教授の画像
「中空超音波ホーン」を手に説明する幕田准教授

生成技術等の説明の様子の画像
生成技術等の説明の様子

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