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工学部・大滝さんがFIA-F4選手権第11戦で初優勝(8/28)

掲載日:2016.09.02

 F1ドライバーを目指し、今年度「FIA-F4選手権」に参戦している本学学生の大滝拓也さん(工学部)が、8月27日に開催された同選手権第11戦で初優勝を飾りました。2位に大差をつけ、予選・決勝ともに1位で駆け抜ける“pole to win”(ポール・トゥ・ウィン)での優勝に、大滝さんへの注目が集まっています。

 最高順位が8位と実力を出し切れない中で迎えた第11戦。自身の理想の走りは明確に持ちながら、結果が出ない時期には葛藤があったといいます。それでも「自分のスタイルを変えて勝っても意味がない。僕は人よりこだわりが強い。それは大学生活や学業にも繋がっています」と話す大滝さんが、強い気持ちで臨んだ第11戦の会場は、三重県・鈴鹿サーキット。「鈴鹿は昨年まで所属していたスクールの練習拠点でもあったコース。イメージはできていました」とレースを振り返りました。また、表彰台で見せた涙については、「支えてくれるサポートスタッフが喜んでくれる姿に思わずぐっときました」と笑顔で教えてくれました。

 FIA-F4選手権は、11月12日・13日に開催される第13戦と第14戦がラスト。1回の優勝で喜ぶのは早い、と冷静に次を見据えています。「ステップアップへのチャンスを掴むために、残りのレースでも結果を出したい。そのためには目標から逆算して、今すべきことをきちんと考えること。優勝してしまった以上、目標は全レース“ポール・トゥ・ウィン”です」と目標を語りました。前期は試合に集中するため休学していましたが、後期は学業も再開。大学生とレーサーの二足のわらじで奮闘する大滝さんを、山形大学はこれからも応援しています。

応援してくれる皆さんへの嬉しいご報告の合間だったため、スーツでの取材になりましたの画像
応援してくれる皆さんへの嬉しいご報告の合間だったため、スーツでの取材になりました

第11戦優勝トロフィーとレース用ヘルメットの画像
第11戦優勝トロフィーとレース用ヘルメット

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