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ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ第2回外部評価委員会を開催(2/14)

掲載日:2017.02.16

 2月14日、米沢キャンパス百周年記念ホール・セミナールームで、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ第2回外部評価委員会を開催しました。

 ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブは、平成27年度に文部科学省科学技術人材育成費補助事業の採択を受けて、山形大学、大日本印刷株式会社研究開発センター及び県立米沢栄養大学の3機関が連携し、「有機エレクトロニクスを活用した未来の生活創造への女性研究者の参画」をテーマとして取り組んでいる事業です。

 この日は、3名の外部評価委員を迎え、3機関の総括責任者、実施責任者(本学は阿部理事・副学長)、事務担当者ら計17名が出席して委員会を実施しました。冒頭、ダイバーシティ連携推進会議長の阿部理事が本事業の概要を説明した後、3機関がそれぞれ実施状況を報告し、質疑応答が行われました。事業開始後2年目の全体評価として、外部評価委員から以下のような指導・助言をいただきました。

・山大の有機EL、大日本印刷のサービスデザインプロジェクト、栄養大の健康と栄養という3機関の特色を活かした連携事業となっており素晴らしい。
・支援制度の構築、女性研究者の裾野拡大、共同研究促進、女性リーダーの輩出が、同時に一気に加速したことにより実績を上げていると感じる。
・メンター制度は、女性たちのワーク・ライフ・バランスを支えるために、心の支えとなりモチベーションが上がるような相談を行ってほしい。プロセスや制度だけでは不十分で、1対1のきめ細やかな支援を行ってほしい。
・今後の展開は、女性だけでなく男性も含め周りをいかに巻き込めるかにかかっている。本事業で大学・企業の風土をどれだけ変えていくことができるか、管理職・マネージャーをどれだけ巻き込むことができるかが重要になってくる。
・本事業が火種となってダイバーシティを山形に広めてほしい。

 今後も、頂いた上記のご意見等を踏まえ、本事業の質の向上を目指して活動してまいります。
 なお、詳細は追って公表する予定です。

外部評価委員会委員

 小舘 香椎子 氏(日本女子大学名誉教授・電気通信大学特任教授)
 日高 乃里子 氏(帝人株式会社人事総務部ダイバーシティ推進室長)
 合田 隆史 氏(学校法人尚絅学院大学長)
 井上 榮子 氏(前山形県立米沢東高等学校長)
 横山 正明 氏(山形県立産業技術短期大学校長)
 小野寺 忠司 氏(NECパーソナルコンピュータ株式会社米沢事業場執行役員)

開会の挨拶を行う阿部理事の画像
開会の挨拶を行う阿部理事

外部評価委員会の様子の画像
外部評価委員会の様子

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