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時任静士教授らが宇部興産株式会社との共同開発で半導体オブ・ザ・イヤー2017グランプリを獲得

掲載日:2017.06.06

国立大学法人山形大学
宇部興産株式会社

印刷有機集積回路に適用可能なN型有機半導体が
半導体・オブ・ザ・イヤー2017グランプリ獲得

宇部興産株式会社(社長:山本謙、以下「宇部興産」)と山形大学有機エレクトロニクス研究センターの時任静士卓越研究教授のグループが共同で開発した、印刷有機集積回路に適用可能なN型有機半導体が、電子デバイス産業新聞主催の「半導体・オブ・ザ・イヤー2017」の半導体用電子材料部門グランプリを受賞しました。6月7日14時から、東京ビッグサイトで開催中のJPCA Show 2017(国際電子回路産業展)会場で行われる表彰式で、時任卓越研究教授がプレゼンテーションを行います。 

半導体・オブ・ザ・イヤーは、株式会社産業タイムズ社発行の「電子デバイス産業新聞」が主催。最先端の産業を支える半導体製品・技術の表彰を通じて技術や市場の発展に寄与することを目的に1994年から毎年開催されています。過去1年間に発表された製品や技術が選考対象となり、斬新性、量産体制の構築、社会に与えたインパクト、将来性などを基準に記者投票が行われます。

宇部興産と山形大学が共同開発したN型有機半導体は、P型有機半導体に劣らない特性を実現したことの斬新さや、既に販売可能なレベルであること、今後期待されるプリンタブルエレクトロニクス市場拡大へ向けての将来性が評価され、同部門にノミネートされた31件の中からグランプリに選出されました。

詳しくは、こちらをご覧ください。

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