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【お知らせ】

「第5回やまがた教員養成シンポジウム」を開催しました(12/19)

 平成27年12月19日、遊学館3階を会場にして、「第5回やまがた教員養成シンポジウム」を開催しました。これは、大学院教育実践研究科と地域教育文化学部が、公益財団法人やまがた教育振興財団の支援のもと、東北文教大学を共催として開催したものです。テーマは、「今、求められる『学び』を問う」。現在、「アクティブ・ラーニング」をキーワードとして、教育における新しい学びのあり方が問われており、「何を学んだか」だけでなく「どう学んだか」という「学びの質」が一層重視される改革が行われています。これは、小中学校から高校・大学に至るまで一貫した動きとなっていて、大学入試制度改革にも反映されています。

 当日は、高校生、大学生、教員、教育委員会の関係者など131名の参加があり、二部構成で「学びとは何か」について考え、学びの質を議論しました。第一部は「私が求める学び―学ぶとはどういうことか―」と題して、今後の社会を担う高校生、大学生による「学びとは何か」を議論するラウンドテーブルでした。森田智幸准教授がコーディネーターをつとめ、高校生や大学生が、テキスト(佐伯胖:「わかり方」の探究、小学館)を読み、「学びとは何か」について考えました。高校生は、高校での自らの学習経験とつなぎながら、テキストを手がかりに、学びの在り方を原理的に問い直していき、参加者は、その場に立ち会うことで、今、求められる学びの在り方について考えることができました。

 第二部は「アクティブ・ラーニングとは―学習科学の視点から―」と題し、国立教育政策研究所の白水始氏が講演しました。白水氏は、日本の学習科学をリードする研究者の一人です。白水氏は、人はいかに学ぶのかという研究の蓄積を示すと同時に、埼玉県の高校教員が東京大学と連携して開発した知識構成型ジグソー学習の教材例を紹介しました。参加者は、アクティブ・ラーニングを実際にグループワークで体験しながら、学びの質について考えることができ、質疑応答では、高校教員などからの発言も活発になされました。

 シンポジウム終了後には、高校生が白水氏に質問する姿も見られました。高校から大学、教職大学院や現職研修におよぶ多様な参加者をえて、山形県における教師の養成と成長にとって有意義なシンポジウムになりました。


高校生、大学生によるラウンドテーブル(第一部)


真剣に議論する参加者たち(第一部)


国立教育政策研究所の白水始氏による講演(第二部)


グループワークの様子(第二部)


白水氏に質問する高校生