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【お知らせ】

近赤外分光法との15年   夏賀 元康


コメの分析に取り組むアフリカからの農業研修生



 2001年2月に山形大学農学部に助教授として赴任して以来15年、もっぱら専門の近赤外分光法の研究をしてきました。
 近赤外分光法は小麦のタンパク質測定のために1970年代に開発された非破壊分析法の一種ですが、農産物に限らず、食品、医薬品など、応用範囲は次第に広まってきました。私が相手にしてきたのはエダマメ、西洋ナシ、カキ、イチゴなど、庄内地方の特産の園芸作物がほとんどで、地域性が強いためあまり日の目を見ないように感じてきましたが、来年から山形県がエダマメ増産に取り組むため私たちの成果を活用してくれることになり、少しは世の中の役に立つことになるのかなと少し安心しています。
 また、研究とは直接関わりがないのですが、2008年から国際協力機構(JICA)の委託で、アフリカのコメ生産拡大に協力するために農業研修生を受け入れています。夏休みがほぼつぶれるという大変さはありましたが、アフリカ諸国に少しは貢献できたかなと感じています。
 3月で定年退職を迎えるにあたり、お世話になった方々にこの場をお借りして御礼申し上げます。教職員、学生、OB・OGなど、多くの方に支えられた、あっという間の15年、というのが正直な感想です。ありがとうございました。