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【お知らせ】

国連大学グローバル・セミナー第6回東北セッションを開催


ブナ原生林でのフィールドトリップ

齋藤弘山形県知事による特別講演

修了証書の授与

フェアウェルランチ

 8月19日(日)から22日(水)の4日間にわたって,国連大学グローバル・セミナー第6回東北セッションが「自然と人間の共生 〜生活環境維持のための知の共有〜」をテーマとして,本学を会場に開催され,外国人留学生11名を含む65名の学部生,大学院生と2名の社会人(本学からは外国人留学生4名を含む20名)が参加しました。遠くは福岡県からの参加者もありました。
 このセミナーは,現代社会が直面している地球規模の問題と国際連合の取り組みについての意識を高めることを目的に開催されているもので,東北セッションは2002年に仙台で初開催され,今回の山形でのセミナーで6回目を迎えました。
 初日は,市民の皆様も対象とした公開講座として行われ,セミナー受講生を含め,約180名の参加があり,会場である理学部S401講義室はほぼ満席となりました。
 開会式では,ジョン・クラマー国連大学学長顧問,東北セッション諮問委員長である井上東北大学総長,実行委員長である仙道山形大学長の挨拶の後,市川昭男山形市長から歓迎の挨拶がありました。
 次いで,齋藤弘山形県知事による特別講演「やまがた文化の世界への発信」,「共生の精神」に焦点を当てた基調講演1として,あん・まくどなるど県立宮城大学准教授による「発展か,破壊か:人間の営みと環境の歴史」,基調講演2として,仙道学長と千歳栄千歳建設会長による「草木塔のこころを求めて」の各講演が行われました。
 各講演の後には質疑応答の時間が設けられましたが,いずれも途中で打ち切らざるを得ないほどの,盛り上がりを見せました。
 公開講座には手話通訳もあり,聴覚障がい者の方の参加もありました。
 2日目から3日目の午前中までは「自然と人間の相互作用」,「持続可能な社会への課題」,「国際社会はこれらの課題にどう対処してきたか」をテーマに6人の講師による講義と総合討論が行われたほか,3日目の午後には月山山麓に位置する山形県立自然博物園へのフィールドトリップが行われ,受講生はブナの原生林,冷たい湧き水,10cmもあるナメクジなどに,改めて大自然に対する感慨を新たにしていました。
 また,2日目には外務省担当官による「国際公務員を目指す人へのガイダンス」も行われました。
 2日目と3日目は夕食後に9班に分かれてのグループ討論が行われ,アドバイザー教員の指導の下,深夜(早朝)まで熱く議論を戦わせ,最終日には,グループごとに討論成果のプレゼンテーションが行われ,各グループが工夫を凝らした発表を行いました。
 プレゼンテーションの後,閉会式が行われ,仙道実行委員会委員長から受講生一人一人に修了証書が手渡されました。受講生の顔は睡眠不足で眠そうながらも,厳しいセミナーを全うした満足感で晴れやかで,全員が最後まで別れを惜しんでいました。
 厳しいながらも有意義な経験をし,受講生からは「自然と人間との共生を考える良いきっかけになった。」という声がたくさん聞かれ,今後,私たちの地球を健全に維持するための大きな糧となっていくことが期待されます。
 次回の東北セッションは,来年9月に宮城教育大学を会場に開催されることになっています。