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【お知らせ】

附属図書館,最上義光ゆかりの「文殊菩薩騎獅像」の寄贈を受けました

 平成19年5月山形大学附属図書館は,山形市の宝光院(ほうこういん)から最上義光ゆかりの絹本刺繍「文殊菩薩騎獅像(もんじゅぼさつきしぞう)」(山形市文化財指定)の寄贈を受けました。
 最上義光(よしあき)は,1600年(慶長五年)の関ケ原出羽合戦で上杉家臣の直江兼続と戦い,その戦功により出羽五十七万石の所領をえた全国有数の戦国大名です。この文殊騎獅像は,義光の生母である永浦尼が1563年(永禄六年)に,初めて京都に上洛する義光の武運長久を祈って寄進したものであることが,人文学部松尾剛次教授の研究で明らかになりました。
 今回の寄贈は,人文学部プロジェクトが宝光院の所蔵する古文書の整理・研究を進める中,松尾教授の仲介によって実現したもので,古文書約八百五十点とともに図書館に収められることとなりました。
 日本絵画史の第一人者宮島新一教授(地域教育文化学部,元九州国立博物館副館長)は,「制作年と作成者がはっきりと分かる点が非常に珍しく,出来栄えもいい貴重な美術品」と評価しています。図書館では早速,専門の文化財保存工房で約一年間をかけて本格的な修復をすることとし、その後展示公開を行う予定です。


文殊菩薩騎獅像


記者会見を行う松尾教授(左),
仙道学長(中),宝光院ご住職(右)