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【プレスリリース】

ガラスになる液体には秩序が必要!-2800℃の壊れやすい液体の原子・電子構造の完全解明-

ガラスになる液体には秩序が必要!
-2800℃の壊れやすい液体の原子・電子構造の完全解明-

 高輝度光科学研究センター(JASRI)、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)、フィンランドのタンペレ工科大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、学習院大学、東京大学、山形大学からなる国際共同研究チームは、大型放射光施設SPring-8の高輝度放射光高エネルギーX 線と、フィンランドIT 科学センター、ドイツのユーリッヒ総合研究機構、JAISTそれぞれのスーパーコンピューターを用いた大規模コンピューターシミュレーションにより、ガラスにならない液体の原子配列と電子状態を調べ、これらが非常に乱れているために「極めて壊れやすい=ガラスにならない」液体であることを世界で初めて明らかにしました。
 今回の発見は、液体の原子・電子構造とガラスのなりやすさとの関係を結びつけたもので、ガラスの構造科学の大きな謎のひとつを解決するものです。さらに、本研究で得られた乱れた液体構造に関する原子・電子レベルでの理解は、超高屈折率ガラスや新規セラミックスのような革新的材料の開発への道筋を示す重要な知見となります。

プレス発表資料は、 こちら(pdfファイル)をご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ
山形大学 理学部物質生命化学科
教授 臼杵 毅 (電話:023-628-4582)