
基盤教育は,5つのカテゴリで構成
導入科目
スタートアップセミナーなどを通じて大学での学びの基本を身につける
- 高校から大学教育への転換を図る
- 学習の動機付けと学ぶ意欲の涵養
- プレゼン手法,レポート作成,調査・情報収集の方法
- 少人数グループワークを取り入れたきめ細かな指導
- 全学共通テキストで「大学に早く慣れる」ための授業
基幹科目
「人間」と「共生」をテーマに学問的志向性を育む
- 学問への問題意識の育成や動機付けを図る
- 人生を豊かに生きるための「人間を考える」
- 他者,自然,社会との関係を知る「共生を考える」
教養科目
学問の多様性を知り,知識の幅を広げる
- 「文化と社会」「自然と科学」「応用と学際」「山形に学ぶ」
- 各自の学習意欲に応じて自由に科目を選択して学ぶ
共通科目
学問の実践に役立つ知識や能力を修得する
- 「コミュニケーション・スキル」「情報リテラシー」「健康・スポーツ」
「サイエンス・スキル」「キャリアデザイン」 - 4年間の学習の基礎となる「スキル」を修得する
展開科目
高年次に新たな視点で学ぶ
- 専門を学んでから,健全な批判精神を持つためにあらためて学ぶ教養科目や
キャリア科目など
山形大学の全教員が一体となって新たな教育を導入します!
基盤教育を導入するに当たっての視点
■社会的要請に応える「学士力」の育成
中教審答申「学士課程教育の構築に向けて(H20.12)」に対応し,「理論的思考力」「コミュニケーション・スキル」「チームワーク」「市民としての社会的責任」等を身につける教育を行う。
■「学ばせたいものを学ぶ」教育への転換
学生が自由に選択する従来型のカリキュラムでは「偏食気味」だったため,「大学として学ばせたいものを学ぶ」よう「定食メニュー」として学生に示す。
■専門教育と教養教育の一体化
専門教育と教養教育が別々にあって連携が図れない教育体系ではなく,「学士課程教育」として当初から双方が統合されることを想定したカリキュラムを体系的に編成する。