
Q:基盤教育って何ですか?
A:大学に入学したての1年目を中心に、4年間の学士課程(医学部では6年間です)の基盤となるような教育課程のことです。山形大学で学び、将来、社会に出た時に、力強く生きることのできる力、「人間力」の基盤をつくることです。
Q:基盤教育は1年生ですべてとらなければならないのですか?
A:進級条件が決まっている学部では、その条件を満たす単位を1年生でとりおえている必要があります。
進級条件のない学部でも、基本的に1年生でとり終えることを前提に履修計画を立ててください。
ただし、「展開科目」は高学年次での開講になります。
Q:これまでの教養教育や一般教育とどこがちがうのですか?
A:先輩などから、「要するに教養だろう」とか「一般教育だよね」と言われるかもしれませんが、基本的な考え方はかなり変わっています。
基盤教育は教養教育や専門教育などを含めた学士課程全体(入学から卒業まで)の基盤となる教育です。ですから、専門教育の基礎教育でもありません。これは山形大学の独自の教育カリキュラムですので、その趣旨を十分に理解して学ぶのが良いでしょう。
Q:基幹科目って何ですか?
A:山形大学で勉強するからには、これは学んでほしいな、と思われる科目を並べてあります。山形大学の理念である「自然と人間の共生」という考え方を、さまざまな視点から考えていく授業です。
授業によってはやや特殊な話題を扱うような授業もあるかもしれませんが、基本的な理念は同じですので、そのつもりで受講してください。
みなさんの関心はそれぞれにずいぶん違っているかもしれません。そのような関心の違いにかかわらず、全員が同じ理念を学ぶことを基本とします。
Q:基幹科目と教養科目の違いを教えてください。
A:教養科目は、担当する先生方の専門的な研究などをベースに、時には年度によって全く別の主題を中心に講義形式やセミナー形式でおこなわれる授業です。これらの科目は基幹科目とはちがい、みなさんの関心のあり方にしたがって選択することができます。