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家庭科

1 家庭科で目指す子どもの姿

 
 わたしたちは,より健康で,より快適な生活をもとめ,家庭生活を基盤として自分の生活を形づくっている。子どもたちは,自分の家庭生活の営みの様子やその成り立ちを見つめ,衣食住の生活行為への自分のかかわりをふり返り,自分なりに工夫して取り組んだり,家族や身のまわりの人々と共に働きかけたりして,よりよい生活をつくっていこうとしている。  
  そこで,子どもが家庭科を通して自ら学びをもとめ続けていくということは,家庭生活の営み見つめ,さまざまなかかわりの中で,主体的に生活を営む一人として,自分の生活をつくっていく ことであると考え,目指す子どもの姿を次のように設定した。

生活の主体者としてよりよい生活をつくっていく子ども

2 家庭科を通して豊かな自己形成に向かっていることを実感するとは

 子どもが,家庭生活の営みを見つめることを通して,よりよい生活をつくっていくためには,次のようなことに対して豊かになってきている自己を実感することが必要であると考える。

(1) 生活の主体者として感じたり考えたりすること
 生活の主体者として感じたり考えたりすることとは,家庭生活の営みを観察したり,体験しりすることを通して,食べる・着る・住まうなどの生活行為の意味を考えたり,そこに込めらた思いを感じたりすることである。生活の中の知恵や科学,人々の思いに気づくことで,子どもは,家庭生活の営みの様子やその背景をより鮮明にとらえる手がかりを得ることとなり,生活主体者として自分の家庭生活への見方や考え方を深めていくものと考える。

(2) 生活の主体者として思いをかなえようとすること
 生活の主体者として思いをかなえようとすることとは,自分の生活をよりよくしようと衣食住の生活行為にかかわったり,気になることに工夫して取り組んだりすることを通して,自分の思いや願いを生活に生かしていこうとすることである。生活をよりよくしていくことができそうだという見通しをもち,自ら働きかけることで,子どもは,生活を主体的に営んでいくことがでる一人として自分に自信をもち,自分の生活に対して心地よさを感じていくものと考える。

(3) 生活の主体者として人とかかわり合うこと
 生活の主体者として人とかかわり合うこととは,家庭や学校,地域などで出会う身のまわり人々と,互いの生活がよりよくなるように働きかけたり,気になることに取り組んだりする中で,人とつながるたのしさを感じることである。よりよい生活を目指し,身のまわりの人々と協力ていくことで,子どもは,自分の役割や互いの存在の大切さに気づき,身のまわりの人々との一体感を感じていくものと考える。


※詳しくは,「授業の創造67号」に掲載してあります。


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