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みのりワールド

特別活動で目指す子どもの姿

 子どもたちはくらしの中の様々な場面で思いや願いを膨らませる。それらは、教科の枠に閉じるものばかりではない。子どもにとっては、学校でのくらし全体が学びの場である。こうしたくらしの中で膨らんだ思いや願いを実現する中で、様々な課題に出合う。それらの課題を解決していくために、仲間と協働したり、これまで育まれてきた自分たちの力を発揮したりする。仲間と協働する中で、時には価値観の違いに触れながら、よりよい人間関係の築き方を学んでいく。また、自分たちの力を発揮する中で、各教科等で育まれた力がよりよいくらしをつくる汎用性の高いものへと磨かれていく。これらのことが、自分のくらしを今よりもよいものにしていくことにつながると考える。
 こうしたことから、特別活動において、子どもが自ら問題解決を進める際には、はじめに思いや願い、課題を明らかにし、それらの解決に向けた道筋を思い描くことが肝要である。その上で、解決に向けて他者と協働したり、自己ができることを考えたりしながら、実践し続けることを通して、集団としての高まりを実感できるようにしていきたい。そこで、目指す子どもの姿を以下のように設定した。

くらしの中から課題を見いだし、
仲間とともに自分のよさを発揮しながらよりよいくらしをつくる子ども

※詳しくは、「授業の創造80号」に掲載してあります。