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校長室だより

平成30年度 入学式 式辞

平成30年4月9日 校長 佐藤昌彦

例年より 一週間ほど早く開花した桜の花が、みなさんの入学式をお祝いしてくれています。
お花だけではなく、右側にいらっしゃるお客様、左側に並んでいる学校の先生、そして、後ろにいる お兄さん・お姉さんも みなさんが、入学してくるのを 楽しみにしていました。金曜日には、つつじ学年の6年生が、みなさんを迎えるために、掃除をして 飾り付けをして、教室の準備をしてくれました。他の学年のみなさんも、歓迎の歌を一生懸命練習してまっていましたよ。
今日は、待ちに待った 入学式です。

山形大学附属小学校に入学される 102名のみなさん、ご入学おめでとうございます。

さて、みなさん 学校は いろいろなお勉強をして、自分をどんどんステキにしていく場所です。そのために 大切なことを お話ししますね。
 最初に問題を出します。
 附属小学校に来て「幼稚園や保育園と 違うなぁ」というところありませんでしたか? 違うところ見つけられた人?

たくさんいますね。すごいね どんなことを 見つけたのかな。
 体育館が大きい!    廊下が 迷路みたいで おもしろい
 制服を着て、ランドセルを背負ってくるんだよ
 違うところ いろいろありそうですね。

では 2問目です。 少し難しいよ。
 今日、附属小学校に来て、あれ?どうなっているの?
 不思議だなぁ 調べてみたいな? ということを 見つけられた人は いますか

玄関のくつ箱、たくさんあるけれど 全部で何個あるんだろう。
 学校には どんなお部屋があるのかしら。
 桜の花が咲いていたけど 他にどんなお花があるんだろう。

いろんな 知りたいことが 隠れていそうですよね。

学校では、こういう知りたいことに気づいたり、不思議なことを見つけたりする、「気がつく力」「見つける力」が、とっても大切になります。

みなさんの担任の先生には  どんなくせが あるのか
 となりのお友達の いいところは どこか
 帰り道で 気をつけなくてはいけないことは なにか

毎日 いろんなことに気づき、見つけられる
 そんな ステキな目をもった 一年生になってくださいね。

これから、お父さん、お母さんにお話をします。少しの間、待っていて下さいね。 大丈夫ですか。

さて、保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。
 これから、お子さんは、学校という、少し改まった環境の中で、学校の風、校風を感じながら生活していくことになります。この風に、すぐに慣れるお子さんもいれば、少し時間がかかるお子さんもいます。一人ひとりに 自分のペースがあって当たり前です。ですから どうぞご心配なさらないでください。

もし、うちの子は、まだ馴染んでいないなぁ、とお気づきになったときには、まずお子さんと じっくり話をしてみてください。お子さんの話に耳を傾けてください。そして話してあげてください。
 「あわてなくていいんだよ」と。
 それでも、お子さんにとって、「居心地のよい風」になっていないと感じたときには、私たちにお話をしてください。遠慮はなさらないでください。お子さんのことを一番に、ともに考え、ともに悩み、喜び、そして知恵を出し合っていきましょう。保護者の皆様の願いと 私たちの願いは 子ども達の幸せです。同じ願いに向かい、 ともに、ともに・・・・進んでいきましょう。

1年生の皆さん、きちんと待っていてくれましたね。さすが 小学生ですね。後ろの在校生のみなさんも 立派です。ありがとう。

では、1年生の担任の先生を紹介します。

1組は、井上麻美子(いのうえ まみこ)先生です。
 みなさんと、一緒に絵本を読むのが とても楽しみだそうです。

2組は、青山詩織(あおやま しおり)先生です。
 みなさんと 一緒に歌を歌うのが とても楽しみだそうです。

3組は、神保 諒一(じんぼ りょういち)先生です。
 みなさんと、工作をするのが とても楽しみだそうです。

1年生の皆さん、心配なことや困ったことがあったら、何でも相談してくださいね。

最後になりますが、今日の良き日に、PTA会長 佐藤 公啓 様、同窓会長 中村 喜兵衛 様を はじめ多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、本校の入学式を行うことができますことに心より感謝申し上げます。これからも子どもたちの成長を温かく見守り、支えていただけますようお願いし 式辞とさせていただきます。

児童代表 歓迎の言葉

 

一年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。みなさんが入学するのをぼくたちはとても楽しみに待っていました。みなさんが名前をよばれた時の「はいっ」の声が元気いっぱいの大きな声でびっくりしました。
 今、一年生のみなさんはどんな気持ちですか?ワクワクしていますか?それともドキドキしていますか?ぼくも一年生のころを思い出してみました。その時のぼくは、「小学校はどんなことをするのかなぁ?」「友達をたくさんつくりたいな。」というワクワクした気持ちと、「先生はどんな人かなぁ」「勉強ってむずかしいのかなぁ」と少しドキドキした気持ちもありました。
 でも、一年生のみなさん!小学校のことが心配でも大丈夫ですよ。みなさんには今日、百人のお友達ができました。一緒に入学した一年生はみんなお友達です。そして先生方はみんなとてもやさしい方々ばかりです。そして、ぼくたち二年生から六年生の先ぱいがたくさんいます。
 なかでもみなさんに紹介したいのは「みのり班」というグループです。みのり班は一年生から六年生で一つの班を作り、楽しく過ごしたり、いろいろなことに挑戦したりします。みんなで協力して学校を掃除したり、一緒に千歳山に登ったり、遠足に出かけたりもします。スポーツフェスティバルでは班のみんなで、長なわとびをとびます。どの班もすぐになかよくなれるので心配いりません。ぼくたちは自分の班にどんな一年生がくるか今からとても楽しみにしています。
 そして、みのり班の一年生と二年生は「なかよしペア」というペアになります。二人で力を合わせて活動します。一緒に給食を食べたり、千歳山に登ったりすることもあります。一年生のみなさん、はずかしがらずになんでもお話ししてどんどんなかよしになってください。
 附属小学校には、たくさんの楽しい行事があります。なかでも、赤組、黄組、青組にわかれて戦うスポーツフェスティバル、各学年がげきや音楽、おどりを発表するフェスティバルはぼくも大好きな行事です。友達や仲間と協力することはとても楽しいですよ。

一年生のみなさん、今までの幼稚園や保育園での生活とはちがって心配なこともあるかもしれませんが、先生方やぼく達がいつでもみなさんを全力で支えていきます。今日から附属小学校の仲間として一緒に楽しく生活していきましょう。