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校長室だより

前期のくらしを見つめて

 

3年生伊藤恭禾ppt 私は三年生の前期の学校生活をふりかえってみました。その中でいろいろな一番をみつけてみることにしました。
 「一番がんばったこと」は、わたしがじゅぎょうで言いたいときやせつ明したいと思ったとき、せいいっぱい手を上げて思いを言えたことです。前よりも、もっとせつ明力がついたし、みんなもよく聞いてくれて話しやすかったです。
 「一番かなしかったこと」は、じゅぎょうで発表しているときに、友だちが手遊びをしてよく聞いてくれなかったときのことです。自分が発表する人の立場だったら、きいてくれなかったときに、どう思うんだろうと思いました。
 「一番心が温かくなったこと」は、友だちがけがをして、「大丈夫」ときいたら、「ありがとう。」といたいのによろこんでくれたことです。そのとき、私も相手もうれしい気持ちになったと思います。
 「一番大へんだったこと」は、教室が大さわぎで、しずかにさせようと何ども何ども、「しずかにしようよ」とさけんだことです。
 「一番わらったこと」は、槙先生がトコットという車にのってきて、みんなで「ちびまるこちゃんのコロッケ車だ」と言って大わらいしたことです。
 いろんな一番がありました。
 いろんな一番の中の、わたしなりのさいこうな一番は、「一番おもしろかったこと」です。
 クラスの友だちのはるひとくんたちが、おわらいげいにんのまねをしました。おもしろい動きをして、クラスのみんなをいっぱいわらわせました。そのとき、みんな、えがおいっぱいになって、なんだか、とてもしあわせなかんじがしました。
 わたしも、心理テストで友だちを楽しませたことがあります。みんながえがおになると、クラスもみんなも自分も、ますますえがおになって幸せな気分になるし、みんな、楽しい気持ちで学校生活をやっていけるからです。人をえがおにすると、人と人とがつながっていくんだなぁと思いました。
 人をわらわせることって、ちょっと、はずかしくて、むずかしいことです。でも、やってよかったな、と思いました。
 後期は、みんなの気持ちやクラスの空気をよくして、自分がおもしろくてうれしくなったことを友だちに、そのままかえすことをしてみたいです。そして、たくさんみんなを楽しませ、えがおにすることをやってみようかなと、思います。三年二組だけでなく、ほかのクラスや学年、全校のみんなまで、しあわせな気もちにつつみたいです。
 そのために、わたしは、人が聞いて楽しくなったり、うれしくなったりする言葉を使っていきたいです。とくに、これまであまり遊んだことがない人とも、おもしろいことを言いあったり、遊んだりして、たくさんわらいあって、えがおをふやしたいです。そして、人とのわをふやしていきたいです。

後期の目標について

 

6年生飯野宥也ppt ぼくは、今年、六年生になってみのり班の班長になりました。
 みのり班の活動で一番多いのは、みのり清掃です。班長としての自覚をもって臨んでいますが、みのり班の仲間に自分の伝えたいことが伝わらない時がありました。そこで、どうしたら自分の思いが伝わるのか考えてみました。
 思いを伝えるためには、「相手の立場から物事を考えられる人」になると良いのではないのかと考えました。理由は、班長の視点とみのり班の班員の視点は、異なると思うからです。班員の視点で考えることができれば、関わり方も変わり、自分の思いもうまく伝えられるのではないかと思うのです。
 このことから、ぼくは、なりたい自分として、「相手の立場から物事を考えられる人」を目標としました。
 この目標に迫るためのヒントになる人はいないか考え、アナウンサーをお手本にしてみることにしました。
 日頃から、アナウンサーが、視聴者の体験していない出来事を分かりやすく伝えることができるのは、目の前にはいない視聴者をイメージし、視聴者の立場から考えているのではないかと思っていたからです。
 そこで、YTSをたずねて、実際にアナウンサーの方にインタビューをしてみました。その結果、参考になるお話を聴くことができました。
 人に質問するときは、答えが「はい」「いいえ」と一言で終わらないように気をつけていて、相手の気持ちや意見を引き出すことを大切にしているそうです。そのためには、わかりきっていることでも質問してみると効果があるとのことでした。
 例えば、アイスを食べている人に、「アイスを食べているのですか?」ときけば、「はい」と一言で終わってしまいます。でも、わかっているけど「何を食べているのですか?」と聞けば、「アイスです。今日はすごく暑いので、どうしても食べたくなっちゃって」というように、相手の気持ちを引き出すことにつながりやすいのだそうです。
 また、情報をしっかり伝えるという目標を意識することが大切で、相手からどう見られるか、親しみをもってもらいたいということに気を向けすぎてはだめだと思っているとも話してくださいました。
 他にも、自分の気持ちを一言足して話すこと、伝えたいことについてしっかり理解して、自分も相手もイメージが浮かぶように話すことなど、いろいろ教えてもらいました。
 これらのアドバイスを参考にして、後期には、まず、清掃する意味を考えてみようと思いました。その上で、自分の清掃に対しての意見を班のみんなに伝えるようにしたいと思います。また、「ちゃんとやろう」というように気持ちを伝えるだけではなく、「何の係りなんだっけ」と質問にして、相手に気づかせるような工夫もしてみたいと思いました。
 後期は、みのり班の仲間とのよりよい関係をつくるために、相手の立場から考えることを大切にしていきます。
 目標を考える中で、相手の気持ちを考えるということは、相手を「知ろうとすること」「よく知ること」だと思いました。そして、相手をよく知るためには、言葉にしていろいろ話してみること、意見を交換することが大切だと気づきました。
 こういう気持ちを大切に、みのり班の班長として、卒業までの半年間がんばっていきたいと思っています。

平成30年度 後期始業式

平成30年10月10日 校長 佐藤昌彦

今、3年生の伊藤恭禾さんと、6年生の飯野宥也さんが、後期の目標を発表してくれました。みなさんが後期の目標を考えるときのとてもいいヒントになったのではないでしょうか。

3年生伊藤恭禾ppt まずは、恭禾さんの考え方ですが、スタートは「生活をふりかえる」ことから始めていましたね。どんなふうに振り返っていましたか?あんなことがあった、こんなことをがんばった・・・を、「一番を探す」という方法で進めていましたね。
 「一番頑張ったこと」「一番楽しかったこと」「一番大変だったこと」・・・。いろいろな一番を見つけて、その中から、一番の中の一番を選んでいました。恭禾さんは、一番おもしろかったことを選んでいました。みんなで大笑いしたことが一番だったそうです。
 その後にどうして、このおもしろかったことを一番に選んだのか、その理由がありました。ここがこれからの目標につながる大事なところでしたよね。「笑顔が増えると幸せな気持ちになる。そして学校生活が楽しくなる。そして、笑顔は人と人とのつながりを広げることができる」と話してくれました。
 このことをもとにして恭禾さんは、後期の目標を立てています。
 自分が笑ったことや楽しかったことを、友達にもしてあげること、あまり遊んだことのない人と、たくさん笑い合えるようにして、人の輪を増やすことを目標としています。
人を笑わせるのって、はずかしかったり、むずかしかったりするけど、きっとやってよかったと思えるはずだから、頑張ってみようと決めたと、挑戦する気持ちも話してくれました。すてきな目標ですね。

6年宥也ppt 次に6年の宥也さんの考え方を見てみましょう。
 宥也さんは、まず初めに、なりたい自分を決めています。みのり班の体験をもとに「相手の立場から考えられる人」としていましたね。
 次に、なりたい自分に迫るためのお手本になる人、ヒントになる人をみつけています。宥也さんは、アナウンサーさんを選んでいました。お手本やヒントになりそうな人は、職業で探すだけじゃなく、お父さん・お母さん、テレビで活躍している人、物語の主人公、伝記に書かれている人や歴史上の人物・・・身近な先生なんてこともあるかもしれません。どんな人がいいか探してみてください。
 さて、大切なのは次のステップです。
 宥也さんは、ヒントになる情報を集めるために、アナウンサーさんに直接インタビューしていました。
 でも 情報収集の方法はいろいろですよね。徳川家康を選んで、「じゃ、インタビューしてきます。」って無理ですよね。そうですね、本やネットで調べたり、歴史に詳しい人から話を聴いたりすることになると思います。
 お父さんを選んだときは、夕食の時に「小学生の時頑張っていたことは」「好きだった言葉は?」などいろいろときいてみることもできます。
 そこで集めた情報やアドバイスをしっかりと整理して、自分の目標に上手に生かしていきましょう。
 宥也さんは、「相手の気持ちを考えて行動する」という目標を達成するために、実際にする行動を具体的に決めています。例えば「活動の意味を一度自分がしっかり考えてから、みんなに話すようにする」というようにです。
 目標を立てたら、それができたのかできていなかったのか、なりたい自分にどの程度近づけたのか、振り返ったり、評価できたりすることが大切です。そのためには、宥也さんのように行動の目標を立てるのがいいのではないでしょうか。

これから、みなさん学年集会や学級活動を通して、それぞれに目標を立てていくことと思います。今、発表してくれた2人の考え方もヒントにして、自分らしくて本気で挑戦できる目標を立ててください。