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校長室だより

太陽の子

令和元年9月19日 校長 樋口潤一

9月17日(火)、附属学校園における「学校経営グランドデザイン」の原案について、大学の学長や理事の方々に向けたプレゼンテーションを行ってきました。プレゼン後の質疑応答の中で、小山学長から、「附属学校の経営方針としては整っている。では、『山形大学附属小学校』ならではの特色は何か?」と問われました。
 つまり、「附属なら他のどこでもやっている」ことではなく、「山形大学附属小学校にしかない特色・存在意義は?」という問いです。

私は、しばしの間、黙考しました。そして、ふっと浮かび上がってきたのが「郷土愛を育むこと、だと思います。」という言葉です。小山学長は、「それは迫力があるね!」という言葉を述べられました。

馬見ヶ崎川原でのみのり遠足、千歳山でのみのり登山、盃山登山、白鷹山登山、最上川、出羽三山、庄内平野、慶応先端研、草木塔、芋煮、だし…これほどまでに「郷土を広く深く知る、そして郷土への愛着と誇りを育てる」学びを各学年・学級で展開している学校は類を見ない…それは先達の実践から脈々とつながっているそんな思いが交錯し、「郷土愛を育むこと」という言葉が生まれました。

太陽の子