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校長室だより

太陽の子

令和2年1月7日 校長 樋口潤一

2020年、そして令和2年。年号がかわって初めての新年を迎えました。この校長室だより「太陽の子」も、20号となりました。

今年の干支は庚子(かのえ・ね)、「ねずみ」年です。はなうめ学年の「十二支のはじまり」でもわかるように、十二支最初の動物です。
 「子(ねずみ)」の字は、頭部の大きな幼児の形からきた象形文字で、中国の『漢書』(かんじょ)では、新しい生命が種子の中に萌(きざ)し始める状態を表しているとされています。

私は、この新たな年の初めにあたり、「きぼうのたねをまく」という言葉を目標として掲げました。
 平成11年度、私が当時5・6年複組担任の時に、附属養護学校(現:附属特別支援学校)との継続的な交流学習を始めました。その「たね」を、後の複組担任も子どもたちもずっとつないで育ててくれて、あれから20年以上を経た現在、3・4年複組をはじめ、幼稚園、中学校にも広がり、豊かな実りにつながっています。
 平成28年度のやえざくら学年の子どもたちが”NAKANIWA”に植えた南天(なんてん)が、真紅の実をたくさんつけました。南天は、「難(なん)を転(てん)じて福となす」という縁起のよい植物です。

東京2020も間近です!子どもたちが幸せに生きられる未来に向けて「きぼうのたねをまく」一年にしようと心を新たにしています。

太陽の子