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校長室だより

挑戦した自分

私は四年生になって、「自分を変えたい。」という気持ちがわいてきました。三年生までの私は、勇気がなくて授業で手を挙げることができませんでした。でも、仲のいい友達が授業で手を挙げているのを見て、負けてられないと思ったのです。それから、私の挑戦が始まりました。

休校中は、毎日自学をがんばりました。毎日続けていたら、自学ノートを四さつ使い切っていました。そのノートを見て、がんばったんだなと思いました。そして、自学だけではなく、もっと他のこともできると思いました。

登校できるようになると、友達に会ってさらにやる気がわいてきました。授業中に勇気を出して手を挙げました。意見を言ったら、自分に「すごい。」と言ってあげたい気持ちでした。意見を言うことの他にも、班長に立こうほしたり、人の話をうなずきながら聴いたりすることにも挑戦しました。三年生まではできなかったことが、今ではできるようになってきました。後期は、自分だけの意見をしっかりもち、その意見を発表する自分になりたいです。そのために、自分の意見をノートにのこすことや、友達の意見とくらべながら聴くこともがんばります。

私には、他にも挑戦したことがあります。それは、合唱部に入ったことです。最初は、友達と一緒に弦楽部に入ろうかまよっていました。でも、自分の好きな部活に入ろうと考え、合唱部に入ることに決めました。初めての部活の日は、

「大丈夫かな。友達できるかな。」

と不安でいっぱいでした。でも、パート練習をしていくうちに、もっとがんばりたい気持ちになりました。自分で決めて合唱部に入って、本当によかったです。

前期をふり返ってみると、挑戦していなかったら楽しいと感じられなかったことがたくさんありました。ななかまど学年では、「一つ上のななかまど」になることを目指しています。私は挑戦したことで、一つ上の自分になれた気がします。これからも挑戦し続けて、さらに一つ上の自分になりたいです。

前きがんばったことチャレンジしたこと

今日までの前きの生活をふりかえると、わたしはとくに三つのことをがんばれたと思います。

一つ目は、なかよしペアの活どうです。はじめはとてもふあんでした。「なかよしペアのけんいちろうくんを、みのりはんそうじの場しょにちゃんとつれていけるかな。」「いっしょにあそべるかな。」と思っていました。はじめて、けんいちろうくんをむかえに行くときは、ドキドキしていたけれど、何回もやっているうちに、だんだんなれて、じしんがついてきました。今では、何でも教えることができるようになりました。きょ年は、今の三年生のたかはしいっせいくんになんでもしてもらっていたけれど、自分が二年生になって、なかよしペアのおにいさん・おねえさんのたいへんさがわかりました。たいへんだけど、とても楽しいです。それに、けんいちろうくんが楽しそうにしていると、「よかったな。」という気もちになります。

がんばったことの二つ目は、長なわとびのれんぞくとびです。れんぞくとびをしようと思ったら、ひっかかって、ころびそうになったときがありました。でも、六年生といっしょになわとびのれんしゅうをしたとき、六年生がせなかをおしてくれたので、うまくなわに入ることができました。そして、そのとき、はじめてれんぞくとびができました。とてもうれしかったです。わたしも六年生になったとき、やさしく教えてあげたいです。

がんばったことの三つ目は、読書です。わたしは、小さいころから絵本を見たり、読んでもらったりすることがすきでした。だから、本が大好きになりました。読みはじめると、むちゅうになって読みつづけてしまうくらいすきです。今の目ひょうは、一年間で百さつ読むこと、そして、家にあるミヒャエルエンデ作の『モモ』という、字がこまかくてぶあつい本を読むことです。

後きもたくさんのチャレンジをしていきたいです。