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校長室だより

後期がんばりたいこと

わたしが後期がんばりたいことは、二つあります。

「ぜんりょくではしろうね。」

一つ目は、みのり班のお兄さん、お姉さんのように、下の学年の子たちにやさしく教えてあげることです。みのりSFのなわとびで、一年生のりのさんがまだ連ぞくとびができなかった時に、五年生のりこさんは、タイミングを合わせてせ中を少しおしてあげたり、「はい。」と言ってあげたりしていました。すると、りのさんは八月にはじめて連ぞくとびが一回できるようになりました。できた時は、班のみんなで「すごいね。」と言って、りのさんが笑顔になったことをおぼえています。班長のかなとくんは、「ひっかからないようにがんばろう。」と声をかけてくれ、がんばる気持ちが出てきました。かなとくんは、そうじの仕方をやさしく教えてくれます。時には、きびしく班のみんなを正しい方向にみちびいてくれます。やさしい面もいいし、きびしい面は班の成長につながるので、そういう班長のすがたにあこがれています。わたしも班長やりこさんのように、お手本になるすがたを見せていきたいです。例えば、今から何をするのか、自分でしっかりと理かいして自分から行動したり、「こうするんだよ。」とやさしく教えてあげたりしたいです。

二つ目は、話を集中してきくことです。話をきくと、自分がすることが分かり友だちにたよらずに自分から動くことができるからです。前期、あまりのあるわり算の学習の時に、あまりを求める方法を考えました。わたしは、わる数と商をかけた数にいくつたすとわられる数になるのか、「たし算方式」であまりを求めていました。でも、友だちはわる数と商をかけた数をわられる数から引いてあまりを求める、「引き算方式」を発表していました。それをきいて、「なるほど。」と思い、自分でもためしてみることにしました。この時に、「こういう考えもあるんだな。」と考えのはばが広がったので、友だちの話をじっくりきくことは、とっても大切だと思いました。だから、自分から動くためにも、考えのはばを広げるためにも、友だちや先生の話をしっかりきくことをがんばりたいです。

さいごに、わたしは、毎朝五時三十分から、制服のアイロンがけをしています。一年生の時にお母さんにやり方を教えてもらってから、ずっと続けています。自分でアイロンをかけると、あたたかくて、しわがピンとのびて、とても気持ちがいいです。「今日もがんばろう。」という気持ちになります。後期も毎日、自分の制服にていねいにアイロンをかけ、元気に登校したいと思います。

後期始業式の言葉

例年とは違う状況で始まった今年度は、四月五月と学校に行けませんでした。そんな中でも私達は、大テーマ通り、何事にも前向きに取り組んできたと思っています。

私は、前期では、みのり遠足のかわりに行ったお楽しみ会で、班の仲を深めること、みのりSFでは、今までだったら絶対入らなかっただろう新応援団に入り、応援ダンスに取り組むこと、日々の生活でありがとうをたくさん言うこと、そして出来ない事ややらなければならない事があった中でも、新しい生活様式に慣れ、精一杯頑張ることに、前向きにチャレンジしてきました。

それを踏まえ、私が後期で頑張りたいことは三点あります。

一点目は、みのり班でのイベントを大切にすることです。私にとっては今年が最後のみのり班です。今年は、例年と同じくらい、またはそれ以上に、みのり班のメンバーとのつながりをさらに大切にしていきたいです。そして、楽しいみのり班にしたいと思います。また、みのり班でも自分がチャレンジする年にするために、班長としての責任を意識していきたいです。

二点目は、前向きなチャレンジを続けることです。今年の大テーマは、「前向きな心で希望の種を育てよう」です。今年はなくなったイベントもあり、少しネガティブな年だからこそ、もうダメだ、やる気が出ない、というふうに考えるのではなく、ポジティブに考えて、限られた中でも、出来る事を考え、常に一生懸命やっていきたいと思います。また、私はつい簡単な方に逃げてしまうことが多いので、色々なことに積極的にチャレンジしたり、得意なことをさらに伸ばしたりしたいです。

三点目は、周りをよく見ることと、挨拶、感謝を大切にすることです。今年の六年三組の学級目標は、「礼儀正しく仲間を思うゆずりは三組」です。私は、「礼儀正しく」は挨拶をすることや感謝を伝えることで、「仲間を思う」は周りをよく見て、助け合うことだと思います。より良いクラスに近づけるように、これらのことを頑張っていきたいです。

後期は、目標に向かって努力すること、友達やみのり班とのつながりを大切にすることで小学校生活の残り半年間を楽しんでいきたいです。