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校長室だより

二年生になってがんばったこと

わたしたちが二年生になって、もう、半年がたちます。たくさん楽しい思い出ができましたが、その中で、わたしががんばったことを三つしょうかいします。

一つ目は、友だちづくりです。二年生になって、クラスがえがあり、さいしょは友だちがつくれるかしんぱいでした。だけど、みんなが声をかけてくれて、わたしも、ドキドキしたけど自分からクラスの人に声をかけてみました。すると、しぜんになかよくなって、いまではたくさんの友だちができました。いまはゆずりあったり、たすけあったりするクラスになってあんしんです。これから、もっといいクラスにしたいです。もっともっと自分も友だちにやさしくしたいです。

二つ目は、やさいをそだてたことです。さいしょにそだてていたエダマメは、水やりをわすれてしまい、かれてしまいました。もう一本そだてたエダマメは、すごく元気で、おうちでそだてていたときに、つるがドアにはさまっちゃうくらい大きくなって、すごくうれしかったです。はっぱが三十まいくらいあって、いっぱいくきもでてきて、うれしくはしゃいでいました。みんなでうえたサツマイモも、大きくなって名前の書いてあるわりばしがみえなくなるくらい、もしゃもしゃとはえました。ほってみたら大きいサツマイモがいっぱいできていました。いっぱいできたので、しんせきのみんなにおすそわけしたいです。

三つ目は、みのり遠足でみのりはんの人となかよくなったことです。まみがさきがわらに行って、メダカやおたまじゃくしをつかまえるのが上手になりました。さいしょは、川のあさいところで、石がぬるぬるしていたときに、三年生のおねえさんが、手をつないでくれて川に入れるようになりました。五年生のおにいさんは、オタマジャクシを見つけて、

「ここにいるよ。」

と教えてくれました。すると、わたしも自分でおたまじゃくしをたくさんとれるようになりました。みのりはんの人と、生きものつかまえをしながら、仲よくなることができてうれしかったです。

わたしは、これまでの二年生の生かつをふりかえって、楽しいことやおもしろいことがあったけど、みんなとあそべたのが一ばんでした。のこりの二年生の生かつでは、なかよしペアの一年生とも、もっと仲よくなりたいです。

一番がんばったこと

わたしは四年生の前期にがんばったことがたくさんあります。その中で一番がんばったことを発表します。

九月の始め、わたしは勇気を出してみのりSFの競技リーダーに立こうほしました。今までのわたしは、手をあげたり大きな声で話したりできませんでした。自分と人とをくらべて「あんなふうにできない」と思ってしまったり、「みんなからわらわれたらどうしよう。」と悪いことばかり想像していたからです。でも、自分が弱虫だとわかっていたので、とてもつらくて「変わりたい!」と思うようになったのです。だから、勇気を出して立こうほしたのです。でも、なれたものの、クラスを引っぱることはかん単ではありませんでした。

初めての練習の日。練習がうまく進みませんでした。いっぱい失敗したと思い、はずかしくてやらなければよかったかもと落ちこみました。「わたしはリーダーに向いていない。」と心の中で涙が出そうになりました。でも、練習の後で友達が「指示ちゃんと聞こえたよ。がんばったね。」とはげましてくれました。先生からも「みんなの-(マイナス)ではなく+(プラス)をつたえてごらん。リーダーが本気になると、みんなも変わるから、がんばって!!。」とアドバイスをいただきました。そして、わたしは「みんなのために変わらないと!自分の力をのばすには、今しかない!」とがんばるようになりました。

作戦を立てるときには本気で話し合いました。友達のいいところを見つけて、たくさん伝えました。大きな声で指示も出しました。がんばるうちに遠くにすわっている友達がうなずいて聞いてくれたり、みんなが真けんな目で見てくれたりするようになりました。すると、わたしは一人じゃないと感じて、はずかしい気持ちが吹っ飛んでいくのです。クラスも+(プラス)言葉であふれるようになりました。わたしの気持ちもだんだん変わってきました。それは、自分が変わるためではなく、クラスが青組が勝てるようにという気持ちです。わたしはもう、大きな声を出すのがはずかしくなくなりました。そして、本番はみんなの心を一つにしてノーミスでした。

苦しくてつらいこともたくさんあったけれど、終わってみると「競技リーダーになってよかったなあ。」と思います。一緒にがんばってくれたクラスのみんなに「ありがとう」って言いたい気持ちでいっぱいです。

この経験を通して、わたしは三つ成長できたと思います。

一つ目は、大きな声ではきはき話し、友達にさっと声をかけられるようになりました。

二つ目は、仲間のよい所に目を向けられるようになりました。

三つ目は、自信を持って前に立つためにしっかり準備をし、本気で取り組むことができるようになりました。

こんなに成長できたこの、前期の経験を無駄にしません。せっかくのぼった階段をおりないように、これからの生活でも続けていきたいです。