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校長室だより

笑顔あふれる学びと生活を創る

令和4年4月15日 校長 林 敏幸

4月7日、新たに7名の先生方と3名の転編入の子どもたちが加わり、令和4年度がスタートしました。そして、翌日(4月8日)の入学式で102名の元気な1年生を迎えて、全校生595人での新しい生活が始まりました。

今年度も、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ハイブリッド(対面とオンラインの組み合わせ)の内容で実施しました。始業式では、転編入の仲間を迎える「はなうめ学年」(4年生)が体育館に集い、その他の学年は各教室から画面を通じて参加しました。また、入学式では、新入生とその保護者が体育館に集い、2年生以上はZoomを用いて各教室から参加しました。本来であれば、全員が直接顔を合わせてスタートすることが理想的な姿ですが、画面を通じたかかわりであっても「新しい仲間を温かく迎えたい」「新しい学年でがんばりたい」という思いには変わりありません。新年度が始まって今日が7日目。毎朝張り切って登校する姿、仲間と歓声を上げて遊ぶ姿からは、子どもたちの様々な思いが伝わってきます。これから、学年や学級において、一人一人の思いを仲間と共有し、どんな学びや生活を創っていくのかが楽しみです。

さて、今年度のスタートにあたり、始業式では次のような話をしました。

入学式の様子から

始業式の話から抜粋

 

ついこの前まで、私は隣の附属幼稚園に勤務していました。幼稚園には、いつも小学校のみなさんのいろんな声が聞こえてきました。築山で元気に遊ぶ声、音楽室から聞こえるはずむような歌声、帰り道に友達と楽しそうにおしゃべりする声…。その声を聞くたびに、「附属小学校には笑顔の素敵な子がたくさんいるなあ」とうれしくなりました。今年は、そんなみなさんの笑顔を、もっともっとたくさん見たいと思います。これは、先生たちみんなの願いです。

さて、ここで一つ問題を出します。みなさんは、いつもどんなときに笑顔になっていますか?静かにそっと考えてみてください。

では、今から言うことがあてはまるという人は、小さく手を挙げてみてください。

◇休み時間に友達と遊んでいるとき
 ◇先生や友達にほめられたとき
 ◇給食を食べていて「おいしい」と思ったとき
 ◇授業中に「あっ、わかった!」というとき

この他にも、笑顔になるときはたくさんありますね。あとで担任の先生に教えてください。
 笑顔になると、誰でも元気がでます。
 元気になれば、「ようし、がんばるぞ!」とやる気がでます。
 やる気がでれば、いろんなことにチャレンジしたくなります。
 そして、学校に来ることが楽しくなります。
 最後に、新年度のスタートにあたりみんなで最高の笑顔になってみましょう。
 準備はいいですか?いきますよ、せーの、にこっ。
 とても素敵な笑顔ですね。担任の先生もいい笑顔をしていますね。
 これから、みなさんと先生たちとで力を合わせ、笑顔いっぱいの附属小学校をつくっていきましょう。

うれしいとき、たのしいとき、大好きなことに取り組んでいるときなど、人は誰でも笑顔になる瞬間があります。それは、心が動き、内から感情が湧き出る瞬間です。日々の学校生活において、心をゆり動かされる体験やかかわりを大切にし、豊かな学びを創っていきます。