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校長室だより

本気で取り組む -6年生の陸上記録会より-

令和4年6月13日 校長 林 敏幸

新型コロナウイルスの感染状況が少しずつ落ち着き、世の中は「with コロナ」を基本として動き始めています。教育活動においても「できること」を可能な限り考え、実施に向けて一歩ずつ踏み出しています。

その一つとして、8日(水)に「第53回 山形市小学校陸上運動記録会」が3年ぶりに開催されました。本校からは6年生の代表児童18名が参加し、一人一人が自己記録更新を目指して躍動しました。その結果、女子400Mリレーでの優勝をはじめ、男子400Mリレー準優勝、その他の種目においても優勝および入賞が多数と、久しぶりの記録会で大活躍しました。練習機会は体育の時間を中心に限られてはいましたが、そのような状況にもかかわらず、当日は多くの子どもたちが自己記録更新という素晴らしい結果となりました。

また、10日(金)には、6年生が学年での陸上記録会を行いました。体育で取り組んだ「陸上運動」の学習の成果を示す機会として設定し、100M走、持久走、走り高跳び、走り幅跳びの中から1種目を選択して自己記録更新を目指しました。この日は、全力で取り組む子どもたちの姿を見ていただきたく、保護者の方にも案内を差し上げたところ、平日にもかかわらず多くの方々が参観されました。4月の学習参観を中止したこともあり、保護者の方には久しぶりに子どもたちの様子をご覧いただくことができました。温かい応援を受けた6年生の子どもたちは、これまでの学習の成果を発揮し、より速く、より高く、より遠くへと記録を伸ばすことができました。

本気で取り組むことは、精一杯力を発揮する心地よさを感じたり、自分自身の新たな可能性に気付いたりすることにつながります。今後も、感染防止対策を講じた教育活動は続きますが、その中でも「できること」をさらに増やし、子どもが本気で取り組む機会を多くつくっていきたいと考えています。今月末には、3年ぶりに水泳学習を再開する予定です。

6年生の陸上記録会