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校長室だより

教育実習を終えて

令和4年9月30日 校長 林 敏幸

  • 児童の反応を想定しながらの授業づくりは、難しいと感じる部分がありながらも、それ以上に楽しさとやりがいを感じることができました。
  • 子ども一人一人に目を向け、それぞれのよいところを見つけたり、子どもの言動を価値づけたりしていくことが大切だと感じました。
  • 大学の授業だけではわからなかった「子ども一人一人と誠実に向き合い理解する」ということの大切さを学びました。
  • 今までできなかったことが少しずつできるようになる子どもたちの姿を見て、子どもの成長に携わるという教師のやりがいを感じることができました。

【教育実習を終えた学生から届いた「お礼の手紙」より抜粋】

手紙からは、子どもたちとのよき出会いを通じて、学生自身の子ども観や授業観が大きく変わったことが伝わってきます。このような「観」の転換は、学生のみなさんが子どもと誠実に向き合ってきた証でもあります。教育という職業に携わる私たちはもちろん、どのような職業においても、目の前の人や事物・事象と真摯に向き合ってこそ自分の見方や考え方が変化する契機につながると思われます。
 また、手紙には、多くの学生が「今回の実習を通して教員になりたいという思いが強くなりました」と記していました。昨今、教員を目指す学生の減少が危惧されていますが、教育実習を通して教員という職業に「やりがい」を感じてもらえたことは、大きな喜びの一つです。

夏休み明けから、109名の学生が本校で教育実習を行い、本日最後の1名(母校実習生)が実習を終えました。学生のみなさんには、これからどんな職業に就こうとも、一つでも多くのやりがいを見出してほしいと願うばかりです。

教育実習を終えて