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校長室だより

みのりスポーツフェスティバル -校長講評-

令和4年10月1日 校長 林 敏幸

爽やかな秋空の下、大テーマ「一人一人のよさをわかり合い、笑顔を咲かせ心をつなげよう」にふさわしく、このグラウンドに力強い応援の声とたくさんの笑顔が広がりました。勝利を目指し、力の限り競技に挑んだみなさん、たくさんの感動をありがとう!

さて、青組のみなさん、優勝おめでとう!
 青組のスローガン「勝利に向かって空へ羽ばたけ青組連覇」にふさわしく、応援団長武田瑛さんを中心として、見事に3連覇を成し遂げました。「波乗りタイフーン」と「全員リレー」でのチームワーク、すばらしかったですね。
 次に、赤組のみなさん、準優勝おめでとう!
 赤組のスローガン「心を燃やせ赤組絶対優勝」にふさわしく、応援団長齋藤小春さんを中心として、全員が心の炎を燃やし、熱い思いを出し切りました。なかよしペアでの息の合った「ロングバトンリレー」、見事でしたね。
 そして、黄組のみなさん、敢闘賞おめでとう!
 黄組のスローガン「今年は絶対王になる」にあるように、応援団長福田歩璃さんをリーダーとして、「今年こそ勝つ」という強い信念と最後まであきらめない姿を見せてくれました。「みのり班なわとび」では、班のみんなの息がとても合っていましたね。

今日に至るまで、ななかまど学年をリーダーとして、様々な仕事を分担し、自分たちの手で計画・準備を進めてきました。また、コロナ禍において知恵を出し合い、みんなが本気を出し合える競技や応援のあり方も考えてくれました。5・6年生は、登校後、毎朝リレーの練習に取り組み、どうすれば速くなるか、どうしたら勝利を手にできるかを真剣に考え、ときには仲間と意見をぶつけ合い、本気になって競技や仲間と向き合いました。3・4年生は、速くなる方法をみんなで考え合い、多くの壁にぶつかりながらよりよい作戦を導き出していました。1・2年生は、友達と力を合わせて走る楽しさを感じながら、どうすれば一位になれるかをしっかりと考えていました。
 そして、今年復活したみのり班なわとび。班長を中心に、一人一人の跳ぶ技術や班の仲間の性格をよく理解し、教え合って練習する姿はとても見事でした。「初めて跳べた1年生のことをみんなで大喜びする様子」や、「記録を更新して最高の笑顔になる様子」が数多くありました。
 今日はたくさんの感動の中に、最高の笑顔や、うれし涙、そして悔し涙もありました。それは、これまで本気で取り組んできたからこその姿です。
 本気の姿は、人に感動と勇気を与え、必ず自分の自信にもつながります。みなさんが見せてくれた「本気の力」を、ぜひこれからの学習や生活の場でも大いに発揮してください。そして、附属小に笑顔の花をもっと咲かせていきましょう。

最後になりますが、早朝より、運営にご協力いただきましたPTA保体部の皆様、温かく力強いご声援をいただきました保護者の皆様に心より感謝申し上げ、講評といたします。

みのりスポーツフェスティバル