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校長室だより

教育課程説明会
校長あいさつと学校概要説明

平成26年6月6日 校長 日伸哉

時間が遅れて始まりました・・・予定は、14時50分からだったわけですが・・・時間どおりに集まって、待っていてくださった皆さんに、ほんとにすまなく思います。一人5分の損失とすると300人で1500分、約25時間分を失ったことになります。本質的な話のためには、時間通りに始めたいものです。学習参観の時間が延びたり、改築工事で移動が長かったりということがあったことでしょうが・・・誠に残念です。


改めまして、こんにちは。初めましての方もいらっしゃるのではないでしょうか。校長の日です。始業式・入学式・PTA総会と、何度かご挨拶して参りましたが、本日は、学校経営についてお話ししたいと思います。

早いもので、暦は、もう6月になりました。千歳山も随分と緑を増したなあと思います。早いものですね。2ヶ月経った1年生の様子はいかがでしたか。6年生の様子はいかがでしたか。毎朝校門であいさつしていると、1年生と6年生が一緒に登校する姿に胸が打たれます。縦割りの関わりがうまく現れています。縦割り活動は、附属小が、『学校生活における充実』の探究をした時代に、はじめて行い、全県下に波及していったものです。

それでは、昨日配付いたしました学校要覧に基づき、学校経営について触れたいと思います。お手元の2014年版学校要覧をご覧ください。 まず、表紙の写真です。上から、「一年生を迎える会」「朝のみのり班活動」「馬見ヶ崎河原へのみのり遠足」そして「みのりスポーツフェスティバル」です。本校の伝統で有り、特色である学年の枠を越えた「縦割り活動」の様子です。副教務主任の林先生が、昨年度の写真、数百枚の中から選びぬいた4枚です。子どもたちの生き生きした様子が見て取れると思います。この要覧は、山形市内の小学校や教育委員会に送付する予定でおります。また、今後、附属小に来られるお客様に渡したり、来年度入学希望の方に学校説明会で配付したりと、活用してまいります。

では、中をお開き頂き、平成26年度学校経営全体計画をご覧ください。

学校教育目標は、PTA総会でも申し上げましたように「太陽の子」「北国の子」「日本の子」です。いつでもどこでも、この目標に直結する活動を行います。経営の重点は、一期一会を大切にする教育の具現化です。中でも、目標にある「本質を見極め、強い意志で高い価値を目指す」ために、「三つ誓い」に力を入れて参ります。中段右の「信頼される学級・学年・学校づくり」の欄にありますが、まず【@さわやかで元気なあいさつ】。次に【Aお話は目と耳と心で聴く】。目と耳と心では、順番があるのです。目が先でないと心まで入っていきません。三つ目は【B小さな社会人として地域のお手本になる】です。バスの乗り方も含めてですが、4月にお電話を頂戴しました。バス乗りが非常に上手だと。山形交通の社長さんもおいでになりバスの乗車指導をして頂きました。その直後のことでした。しばらくして、違う方からお電話を頂きました。ちょっと残念なお電話でしたが、結果的に「臨機応変さに欠けた」ということです。並び方は上手で、指導されたとおりだったのですが、人が増えると長くなって建物まで伸びて、通行を妨げてしまうのです。次の日の早朝に、直角に曲がって並ぶように、生活指導部が動きました。その都度、迅速対応です。今後も、課題が生じたらすぐに知恵を出し合って指導をしてゆきたいと思います。 次に、下の段にある「週日課表」をご覧ください。附小ならではの日課表ですが、1校時までの朝の時間を十分に確保している点が特色です。一日を気持ちよくスタートするために、そして自ら生活を創ることができるように「ゆとり」を持たせています。また、午前3コマ、午後3コマの学習時間も特色の一つです。このことにより、午後にも充実した体験活動が組めるようになっています。詳しい活動内容は、後で、担当より話があります。

要覧右側には、学校の沿革が載っておりますが、明治11年からの136年間の歩みが簡潔に記載され、歴史と伝統が見て取れるかと思います。これからも、「伝統の継承と新たな文化の創造」を目標に、全職員で、全校生をしっかり育ててゆきたいと思います。