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校長室だより

平成27年度
山大附小 PTA総会 学校経営説明

平成27年4月24日 校長 日伸哉

それでは、今年度の学校経営について、ご説明いたします。

昨年度に引き続き、今年度も「一期一会」を念頭に、「であいを大切にした学校づくり」を進めて参ります。学校教育目標は、校歌にも謳われている「太陽の子」「北国の子」「日本の子」です。591名の児童一人ひとりが、自分の「夢や目標」に向かって大成されるよう、そして、山形の未来を、日本の未来をひらく『人財』と成長されるよう、全職員で育てて参りたいと思います。

昨年度の卒業式で、125名の卒業生に、次のような言葉をはなむけに贈りました。

もちろん、在校生である子どもたちにも、この「メッセージ」を伝えたい。そんな思いで贈りました。読んでみます。

赤い花は 赤く
白い花は 白く
自分の個性を生かして 力いっぱい 自分のために咲けばいいのです

赤い花は 赤く
白い花は 白く
お互いのよさを認め合い 心やさしく ひとのためにも咲けばいいのです

自分のことだけ考え
他人の迷惑をも思わず
善悪の判断のないまま咲いた花は
どんなに大きく美しくても
人生の実をつけることはないでしょう

赤い花は 赤く
白い花は 白く
それぞれが助けあい 励まし合い
謙虚に 誠実に 世のため咲けばもっといいのです
もっと 輝くのです

この詩のように、一人ひとりがすばらしい花を咲かせ、人生の実をつけるよう、「附属小4つの誓い」を大切にして、精一杯支援して参ります。「4つの誓い」は、資料中段に記載してありますが、【@さわやかで元気なあいさつ】【Aお話は目と耳と心で聴く】【B小さな社会人として地域のお手本になる】そして、今年度新たに加えた【一日一善】です。始業式では、「一日に一つ良い行いをして、心の花を咲かせよう」と話しました。なにとぞ、ご家庭でも同じ歩調でお願いいたします。

また、6年間を見据えた「学級・学年カリキュラムの創造」や、みのり班活動などの異学年交流活動を含めた「教育課程の創造」については、6月27日の教育課程説明会の折に詳しくお話ししたいと思います。

附属小学校だからできる教育という点では、山形大学や附属幼稚園、附属中学校、附属特別支援学校との連携はもちろん、文部科学省を始めとし全国の附属学校園との関わりを密にして進めて参ります。今年度、算数の学力アップのために、2年生以上に導入します「アイテム算数」は、筑波大学附属小の算数部の先生方が独自に開発されたエキスパート問題集です。一般の書店では手に入りません。

つぎに、耐震工事を含めた増改築工事でありますが、今年度秋口の10月末頃まで係る見込みです。保護者の皆様には、何度も引越作業をお願いし、御難儀をおかけしております。今後も、大学の施設部と連携しながら、安全に留意し、工事を進めて参りますので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。まずは、来週29日に、3・4年の引越を行いますので、お力添えをお願いいたします。また、昨年度、工事の関係で家庭訪問ができませんでしたので、今年度は、全学年・全家庭にと考えております。ご家庭での様子もさることながら、地域やご自宅付近の安全の把握なども主旨の一つです。どうか、ご理解とご協力をお願いいたします。

以上で、説明を終わります。
今年度も、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。