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校長室だより

校舎改修落成記念・後期始業式&
スクールコンサート

平成27年10月13日 校長 日伸哉

校長あいさつ

おはようございます。
 今日は、とてもうれしい日です。理由が二つあります。

一つは、新しい校舎の完成を祝う日であることです。25年度の秋から始まった工事が無事終了し、このように、ご来賓の皆様をお迎えし、皆さんと共にお祝いできる日を迎えられました。こんなにうれしいことはありません。これもひとえに、ご尽力をいただきました運営部の先生方、山形大学、関係事務を丁寧に進めていただいた事務室長さんたち、そして、ご来賓の皆様のお陰と、心から感謝申し上げます。
 うれしいことのもう一つは、後期の始まりの日だということです。皆さんが、健康で元気に後期の始まりを迎えられたこと、大変うれしく思います。

この大切な節目の日にあたって、「縦糸と横糸」のお話しをします。

「縦糸」は、校舎の完成を祝う日に関係します。学校は、今ここで学んでいる私たちのものだけではなく、巣立っていかれた卒業生やこれから入学してくる1年生、ここに勤めたたくさんの先生方、そして、保護者の方々や山形大学を始めとする「期待や願い」をかけてくださってきた様々な方々の思いや愛情に支えられた場所です。遙かなる「時」を超え、ずっと続いてきた、そして、これからも脈々と続いていく、そういう場所です。ですから、「縦糸としての学校」を大事にし、そして大切に使っていかなければなりません。
 もしかすると、皆さんの子どもや孫も通うかもしれませんね。

「横糸」は、後期の始まりに関係します。本日、ここにいる皆さん全員が、元気に後期のスタートを切ることができました。今、ここにいる私たち、今を生きる私たちの「この横のつながり・横の広がり」を大切にしたい。同じ時代を共に生きる「横糸としての仲間」を大切にしたいと思うのです。仲間を大切にしながら、健康で元気に生活してゆきたい。そう思います。

この「縦糸としての学校」と「横糸としての仲間」を大切にしながら、みんなで、後期のくらしや学習にさらに磨きをかけてゆきましょう。

最後になりますが、ご来賓の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、あいさつといたします。

運営部長あいさつ

秋も徐々に深まり、山から里へと木々の紅葉が美しい時期となってまいりました。

本日ここに、山形大学附属小学校の校舎改修落成式を行うことにあたり、来賓のみなさまにはご多忙の中をご臨席賜り、大変ありがたく厚くお礼申し上げます。山形大学附属学校運営部を代表して一言あいさつ申し上げます。

学校を取り巻く社会状況や価値観は、多様に変化し、学校への期待、学校の理想像などが大きく変わってきており、その変化に対応した教育内容、教育環境の整備拡充が求められております。

山形大学においては、教育内容の充実とともに、教育環境の整備につきましても順次改修計画を策定し、時代のニーズに沿いながら中学校、特別支援学校と計画的に進め、本日ここに小学校の改修落成式を迎えることができました。

本計画の遂行にあたりまして、より良い学校環境の整備に深いご理解とご配慮を賜りました大学本部をはじめ、ご支援、ご協力を賜りましたPTA、同窓会、関係するみなさまに深く感謝を申し上げる次第です。

さて本日、改修落成式を迎え、附属小学校の歴史に新たな一ページを開く児童のみなさんに、私からお願いが三つあります。

一つめは、この新しい校舎のように新鮮で大きな夢をさがしてください。

二つめは、友達とともに、たくさんの歌声や歓声を響かせてください。

三つめは、ともに遊び、ともに学び、たくさんの思い出をこの校舎に詰め込んでください。

卒業された多くの人たちの作り上げてきた歴史と伝統を受け継いだみなさんが、この新しく建て替えられた校舎とともに、小学校の新たな歴史の一ページをこれから作り上げていくのです。そのために、みなさんの夢と声と思い出で校舎をいっぱいにしてください。そしてこの新しい校舎で学び、活動した多くの経験が、みなさんの大きな夢の実現の糧になることを願っています。

むずびに、附属小学校のPTAや関係するみなさま、日校長先生をはじめとする教職員のみなさんには、日頃大変ご尽力いただいておりますが、子どもたちの健やかな成長と夢の実現のために、より一層ご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。

山形大学附属学校運営部長 出口 毅

児童代表あいさつ

今日から、後期が始まります。私たちゆず学年にとっては、小学校最後の学期です。最後だからこそ、がんばりたいと思う事がたくさんあります。

まず、一つ一つの行事を大切にしていきたいと思います。たとえば、各学年のフェスティバルです。それぞれの学年のフェスティバルで、みのり班の友達がどのような事をがんばっているのか、よく見たいと思います。そして、そのがんばりをきちんと伝えてあげたいな、と思います。自分たちのゆずフェスティバルでは、ゆず学年みんなで協力して一つのものをつくりあげ、6年生だからこそできる発表を、みんなに見てほしいです。

また、みのり班の班員や下級生の人たちと楽しい思い出をつくりたいと思っています。来週には、みのり登山があります。頂上まで班のみんなと協力して登り、楽しい話をしながらお弁当を食べたいな、と思っています。

今年の夏休み明けから、私たちは新しい校舎で過ごしています。5年生まで使っていた校舎は、昭和44年に完成したものだそうです。45年もの歴史を持つ、思い出がいっぱいつまった前の校舎がなくなってしまったのは、さみしい気もします。私が一番気に入っているのは家庭科室です。新しい家庭科室は、鏡がついていて、先生の作業が見やすくなりました。机には引き出しが付いて、ものの出し入れが簡単になり、机の上が片付いて作業がしやすくなりました。教室には、エアコンや動かせる黒板などが付いて、とても勉強しやすくなりました。みのり登山が終わると、いよいよ受験に向けて本格的にがんばる時期です。新しい校舎で、使いやすくなった教室で、精一杯学習したいです。

小学校生活最後の学期、悔いなく、晴れ晴れとした気持ちで卒業できるよう、最後までがんばりたいです。

6年 渡辺 帆南

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