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校長室だより

平成27年度 修了式 校長あいさつ

平成28年3月18日 校長 日伸哉

今、学年代表のお友達に、修了証書をお渡ししました。
 皆さん一人ひとりには、後で、学年の先生からきちんとお渡しします。
 誰ひとり欠けることなく、修了証書を渡せること、とてもうれしく思います。
 一年間の修了、心からおめでとう。

さて、一年間の頑張りを振り返ってみましょう。
 まず、四つの誓いについて、皆さん、どうでしたか。

一つ目の「さわやかで元気なあいさつ」は、毎朝よく頑張りましたね。
この前、中学生が地下道の掃除をしてくれていた時に、その中学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんに、「ありがとうございます。」とあいさつしてくれたお友達がいました。 「おはようございます」だけがあいさつじゃないんですよね。心が温かくなるあいさつです。気持ちを伝える。これもあいさつの大切な心です。 「あいさつ」についてのアンケート結果では、90%の人がしっかりできていると感じています。 とても、すばらしいことですね。でもね、あいさつは、100%になってほしいと思います。なぜでしょうか。 それは、力があるのに、それを発揮しないというのは、とても残念なことで、自分自身にとって大変失礼なことになるからです。持っている力をしっかりと姿で表すことです。 ですから、100%をめざすことが大切です。6年生は、中学生になっても、毎朝続けましょうね。

二つ目の「お話は目と耳と心で聴く」ことは、今もしっかりできていますね。大変すばらしいことです。ダブル握手です。

三つ目の「小さな社会人として地域のお手本になる」ことについては、16%の人が、できていなかったと反省しています。
 もうひと頑張りのようです。特に、バスの待ち方・乗り方、そして歩き方の問題です。 附属小学校の子どもとして、恥ずかしくないように、声をかけ合うことを大切にしてゆきましょう。

四つ目の「一日一善」は、90%の人が頑張って取り組んできたと感じています。
 心の花カードの取り組みでも、たくさんの花が咲きました。みなさんは、齋藤隆介の「花さき山」という本を読んだことがありますか。 優しいことをすると花が咲く、そういうお話です。是非、読んでみてほしいと思います。

次に、課外活動での頑張りについてです。
 スポーツ少年団(みのりサッカー、六稜剣士会、附小ジュニア野球団)、弦楽部、合唱部の日頃の練習や大会、 コンクールなどでの活躍、朝会や儀式での素敵な演奏などなど、懸命に頑張っていた姿に、心が温まりました。

では、学年での頑張りに触れてみます。

ゆずりは学年は、幼稚園や保育園に比べると「できること」がたくさん増えましたね。 うれしいですね。来年は、新しい1年生に色々なことを優しく教えてくださいね。 1年生全員が2年生への進級です。

ゆきやなぎ学年は、「自分のよさ」をたくさんのばしてきましたね。 「音楽劇」では、力を合わせることのすばらしさを教えてくれました。 来年は教室が3階に上がります。気をつけて学習してゆきましょうね。全員が、3年生に進級です。

つつじ学年は、新しいクラスで、新しい友だちとのつながりを大切にして、「レベルアップ」をめざしてきましたね。 心のこもった群読や合唱、そして、ノリノリのダンス、素晴らしかったです。 来年はいよいよ上学年、クラスの絆を一層深めていきましょうね。全員が、4年生に進級です。

オリーブ学年は、「チームオリーブ」を合言葉に、よりよいくらしを創ろうと頑張ってきましたね。 市民合同音楽祭やフェスティバルでの美しい歌声、ダブルダッチ200回全クラス達成など、たくさんの「本気の姿」を見せてくれました。 来年は、みのり班のサブリーダーですね。全員、5年生に進級です。

やえざくら学年の皆さんは、附属小学校の歴史と伝統を常に意識し、「姿で示すこと」と「やさしさ」を心がけてきましたね。 六年生を送る集会や新一年生の試験のお手伝いや雪かきなど、「縁の下の力持ち」として地道に取り組んできた姿に、頼もしさを感じました。 これならば、最高学年の6年生を任せられると確信しました。 ゆず学年からのバトンを引き継ぎ、附属小学校をさらによりよい学校にしてほしいと願います。全員、6年生に進級です。

ゆず学年の皆さんは、明日、卒業証書授与式です。
 今年一年間、学校の機関車として、本当によく引っ張ってきてくれました。心からありがとう。 皆さんのがんばり、そして笑顔、忘れませんよ。明日の旅立ちを心からお祝いしたいと思います。

時が流れています。
 いよいよ、27年度に「さようなら」です。
 今年出会ったお友達や先生方に、心の底から「ありがとう」の気持ちを伝えて、27年度に「さようなら」しましょう。

県外に転校されるお友達もいると聞いています。体に気をつけて、新しい学校でも頑張ってくださいね。

それでは、明日、心を込めて卒業式を行いましょうね。

お話を終わります。