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校長室だより

平成27年度 離任式あいさつ

平成28年3月25日 校長 日伸哉

おはようございます。
春が一歩一歩近づいてきましたが、今日の朝はなごり雪になりました。今日はちょっと悲しいですけれども、お別れのお話をしなければなりません。 この度の人事異動で、皆さんと一緒に生活してきた大切な、そして、大好きな6名の先生方とお別れしなければならなくなりました。

まず、櫻井順一(さくらい じゅんいち)教頭先生です。 櫻井教頭先生は、本校に3年間お勤めいただきました。この度、校長先生として、中山立豊田小学校に赴任なさいます。心からおめでとうございます。
 櫻井教頭先生は、学校全体の先生として、すべての学年の皆さんに関わってご指導をしていただきました。 特に、3・4年複組と4年2組、3組には書写を教えて下さいましたね。毎日、朝早くから夜遅くまで、皆さんが安心して生活したり学習したりできるように心配りをして下さりました。 いつも笑顔を絶やさず、先生方のお手本として懸命に取り組む姿に、本当に胸が熱くなりましたし、心から感謝しております。 先生方に出して下さった教頭だより「笑問来福」は、3年間で、なんと118号にも及びました。4月からは、豊田小学校のバイタリティあふれる校長先生として、ご活躍して下さい。 密度の濃い3年間、本当にありがとうございました。

次に、渡邉隆(わたなべ たかし)先生です。 渡邉先生は、7年間お勤めいただきました。この度、教頭先生として、山形市立蔵王第二小学校に赴任されることになりました。心からおめでとうございます。
 隆先生は、4年生オリーブ学年の主任、そして1組の担任の先生として、昨年度は、学校全体を見る教務主任の先生としても指導していただきました。 体育科の研究を中心に、皆さん一人ひとりに、「本気」になって取り組む大切さを教えてくださいました。 張りのある素敵な声と信念を貫き通す芯の強さ、男らしさは、本当に魅力的でした。4月からは、蔵王第二小学校の教頭先生として、子どもたちや先生方のために力を発揮して下さい。 7年という長い間、本当にありがとうございました。

次に、西長大(にしなが まさる)先生です。西長先生は、6年間お勤めいただきました。この度、山形県教育庁義務教育課の指導主事として異動なされます。心からおめでとうございます。
 西長先生は、5年生やえざくら学年3組の担任の先生として、また、卒業したゆず学年の担任の先生としてもご指導いただきました。 社会科を中心に研究を深め、理論と実践の両面に力を発揮され、県内の先生方にその成果をたくさん発信されました。 労を厭わず、教材研究に時間をかけ、丁寧に指導してくださったことに心から感謝です。4月からは、山形県内の先生方の先生として、県内の子どもたちのために力を発揮して下さい。 6年という長い間、本当にありがとうございました。

次に、太田馨(おおた かおる)先生です。太田先生は、本校に講師として1年間お勤めいただきました。 この度、教員採用試験を合格され、新任の先生として上山市立南小学校に勤務されます。
 太田先生は、図工や理科・社会の先生として、3・4年生を中心に授業を受け持たれ、いつも楽しいわくわくする学習を創ってくださいました。 また、オリーブの4年生とともに、自然の家の宿泊学習やスキー教室の引率をしてくださいました。 元気で明るい笑顔と楽しい思い出をたくさん創ってくれたことに感謝です。上山南小学校でも、その力を充分に発揮され、頑張ってください。1年間ありがとうございました。

次に、阿部研一(あべ けんいち)事務室長さんです。阿部室長さんは、本校に2年間お勤めいただきました。この度、ご退職になります。
 阿部室長さんは、事務の先生として、附属小学校の事務だけではなく、4つの附属学校園すべての事務の総括をして下さいました。 山形大学との太いパイプ役として、校舎の大改修や公開研究会を支えて下さいました。 また、皆さんが、安全に安心して暮らせるように、壊れたところを直す計画を立てて下さったり、たくさんの心配りをして下さいました。 4月からは、ご自宅でと言うことになるわけですが、健康に留意され、これからも、附属小学校の子どもたちの成長を見守っていただきたいと思います。2年間ありがとうございました。

次に、事務の佐々木あや子(ささき あやこ)です。佐々木さんは、本校に10年間お勤めいただきました。この度、山形大学小白川キャンパスの会計課と言うところに移られることになりました。
 佐々木さんは、事務の先生として、書類を作成して下さったり、電話の応対をして下さったり、皆さんにバスの定期の証明書を渡して下さったりと縁の下の力持ちとして仕事をしてくださいました。 また、給食のコンテナも運んでくださいました。心から感謝申し上げます。 小白川キャンバスでも、附属小学校の子どもたちの成長を見守っていただき、ご活躍ください。10年間という長い間、本当にありがとうございました。

お別れするのは、本当につらく、悲しいことですが、「であい」があれば、必ず「わかれ」があります。 「わかれ」のつらさ、かなしさを大切にできる人は、きっと、また、いい出会いが待っています。そう信じて、「一期一会」を大切にしてゆきましょう。

では、6名の先生方との思い出を胸に刻み、教えていただいたことをしっかり守って、附属小学校をますます良い学校にしていきましょう。 6名の先生方、本当にありがとうございました。

お話を終わります。

平成28年3月25日
山形大学附属小学校長 日伸哉