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校長室だより

平成28年度 入学式 校長式辞

平成28年4月8日 校長 日伸哉

校庭のさくらが咲き始め、さくらの花の入学式になりました。
 このうららかな春のよき日に、PTA会長 菊地康倫(きくち やすのり)様、同窓会会長 中村喜兵衛(なかむら きへい)様をはじめ、多くのご来賓の皆様のご臨席をいただき、山形大学、小山清人(こやま きよひと)学長ご列席のもと、平成28年度入学式をこのように盛大に挙行できますこと、誠にありがたく、心より厚く御礼申し上げます。

さて、元気に返事のできた99名の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんは、今日から、伝統あるこの附属小学校の大切な1年生です。
 皆さんが入学するのを、先生方はもちろん、上級生のお兄さん、お姉さんたち・みんなが、心待ちにしておりました。きのうは、やえざくら学年の6年生のお兄さんやお姉さんが、「縁の下の力持ち」として心を込めて今日の準備を進めてくれました。 一日も早く、お兄さん、お姉さんと仲良くなってくださいね。そして、わからないことは、しっかり尋ねて、自分でやれることを増やしていきましょう。

それでは、附属小学校で大切にしていることの中から、3つにしぼってお話をします。

一つ目は、「さわやかで 元気な あいさつをすること」です。ゆずりは学年2年生の皆さん、ちょっとお手本を見せてくださいね。 「おはようございます。(おはようございます)」「では、1年生の皆さん、やってみましょう。『おはようございます。(おはようございます。)』では、もう一つ、『行って来ます。(行って来ます。)』」 さわやかで元気なあいさつができる子どもは、とっても素敵です。毎朝、皆さんとあいさつを交わすのを楽しみにしています。

二つ目は、「お話は、目と耳と心で聞く」ということです。 お友達の話でも、先生方の話でも、心の糸を張って、その糸を太く太くしてほしいと思うのです。目と耳と、そして心で聞く。多くのことを学び、成長していくための大事な心構えです。

三つ目は、「小さな社会人として、地域のお手本になる」ということです。地域では、助け合って、声かけ合って、気持ちよく生活しようと心がけています。地域は、やがて「ふるさと」になります。 気持ちよく生活することは、ふるさとにいるみんなの願いです。登下校での歩き方やバスの使い方など、小さな社会人としてお手本になれるよう努力していきましょうね。

これからの学校生活が本当に楽しみです。
では、明日も、にこにこ顔で、学校に来てくださいね。


さて、保護者の皆様、本日は、お子様のご入学、誠におめでとうございます。今日のこの晴れ姿、どんなに待ちわびておられたことでしょうか、そう思うと、私も人の親、本当に胸が熱くなります。

附属小学校は、今年、創立138周年を迎える歴史と伝統のある学校です。これまで、15,000名を越える卒業生が巣立っておりますが、山形県内はもとより、広く国内外で活躍されております。

本日、99名の1年生を迎え、今年度も全校生591名で、スタートいたします。本校は、大学附属としての大きな使命があります。 教育実習生の受け入れはもちろんのこと、日々の教育実践研究とその普及啓発、そして何よりも、一人ひとりの子どもたちの確かな学びとその保証です。 私たちは、大学の大きな支援のもとで、幼稚園、中学校、特別支援学校との連携を深め、校訓にある「太陽の子・北国の子・日本の子」をめざし、その使命を十分に果たしていきたいと考えております。 不安なことや心配事がありましたら、担任はじめ職員にご相談下さい。教職員一同、子どもたち一人ひとりの幸せのために、精一杯努力して参りますので、よろしくお願い申し上げます。


では、1年生の担任の先生を紹介します。

1組は、松木美由紀(まつき みゆき)先生です。松木先生は、体育が大好き、楽しい運動をたくさん教えてくれます。

2組は、清野真美子(せいの まみこ)先生です。学年主任もお願いしてあります。清野先生は、国語が大好き、いろんな言葉を教えてくれます。

3組は、逸見裕輔(へんみ ゆうすけ)先生です。逸見先生は、算数が大好き、いろんな計算を教えてくれます。

1年生の皆さん、心配なことや困ったことがあったら、何でも相談してくださいね。それでは、よろしくお願いします。


結びに、本日ご臨席をいただきましたご来賓の皆様はじめ、保護者の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げ、式辞といたします。

平成28年4月8日
山形大学附属小学校長 日伸哉

児童代表 歓迎の言葉

 

1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。名前を呼ばれて返事をした時の元気で大きな声にびっくりしました。 今、1年生のみなさんは、どんな気持ちでいますか。ドキドキしていますか。それとも、ワクワクしていますか。

ぼくは、1年生の時のことを思い出してみました。すると、ドキドキとワクワクが半分半分でした。 なぜなら、小学校は幼稚園とちがい、どんなことがあるかわからなかったからです。1年生のみなさん、今はドキドキでも大丈夫ですよ。なぜなら、ぼくたちがいるからです。

附属小学校には、みのり班があります。みのり班というのは、1年生から6年生で一つの班を作り、楽しく過ごしたり、挑戦したりする班のことです。 例えば、みのり班で一緒に掃除をします。ほうきの使い方などは、ぼくたちがていねいに教えますから、安心してください。 また、馬見ヶ崎川へ遠足に出かけたり、千歳山へ登山に出かけたりもします。困ったら、いつでもぼくちたちに話しかけてくださいね。

また、みのり班と似ている「なかよしペア」というのもあります。なかよしペアとは、同じみのり班の二年生とペアになり、お互いに力を合わせながら一年間を一緒に過ごすペアのことです。 なかよしペアで千歳山に登る「なかよし登山」や、なかよしペアで給食を食べる「なかよし給食」もあります。1年生のみなさん、2年生のみなさんとどんどんなかよしになってくださいね。

附属小学校には、たくさんの行事があります。その中で、ぼくが一番楽しみにしているのは、みのりSFです。みのりSFとは、全校生が、赤組、黄組、青組に分かれ、みのり班全員で力を合わせて競技に取り組む活動です。 昨年は、赤組が三連覇を達成しました。ぼくは、青組で昨年は第2位でした。今年こそ、みのり班の仲間と力を合わせ優勝したいと思っています。

このように、今までの幼稚園や保育園の生活とは違うことがたくさんあると思いますが、先生方やぼくたちがいつでも支えていくので、安心してください。

今日から、附属小学校の仲間として一緒に楽しく生活していきましょう。

入学児童 代表のあいさつ

 

ちとせ山のきぎもあたらしいめをだし、ぴかぴかのはるかぜがやってきました。わたしたちは、きょうから1ねんせいです。 あたらしいせいふくに、あたらしいらんどせるをじゅんびしてもらい、このにゅうがくしきをどきどき、わくわくしながらまっていました。
 きょうのひのためによういをしてくださったせんせいたち、おにいさん、おねえさん、そしてがっこうのみなさんありがとうございます。

わたしたちは、みんなはじめてで、わからないことがいっぱいあります。 おにいさん、おねえさんたちのようにたくさんのおともだちとあそんだり、いっしょうけんめいべんきょうすることをまなんでいきます。

しらないことや、こまったときはおしえてください。「ありがとう」といって、はやくがっこうのことをおぼえ、だいすきになりたいとおもいます。

どうぞよろしくおねがいします。

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