世界に誇るOCT技術を山形で実用化
ー産学官連携で「眼底断層診断装置」を開発ー


 
 去る5月17日(月)、山形大学と地元企業の共同研究、山形県等からの支援を受けて開発された国内初の眼底断層診断装置の発表会が山形市内で開催されました。
 この装置は、本学地域共同研究センター丹野直弘センター長(共同出願者市村勉本学工学部助教授、東北電子産業(株)佐伯昭雄氏)が特許を取得しているOCT(観測する物体にやさしい光を照射し、物体内部から帰ってくる光を検出して断層情報を得、コンピュータ画面上にその断層画像を表示するシステム)の技術と、開業医にも導入できる製品化への研究を進めた地元企業の熱意によって開発されたものです。
 初めに、山形県商工労働観光部岡村健司部長、本学医学部附属病院山下英俊病院長等から祝辞があった後、使用方法のデモンストレーションが行われ、網膜はく離などの診断に正確かつ素早く対応可能で、患部への負担もなく、コンピュータ画面上に患部が表示されるため患者に対する説明が容易であるなど、同装置の特色が解りやすく解説されました。
   大きな医療効果が期待できる同装置は、月10台程度のペースで製造される予定で、県内関連病院に対しては一定期間無償貸与することも検討されています。
 産学官連携による大きな成果となる「製品化」を一つのステップとして、第2、第3の研究開発へとつなげ地域社会に貢献するべく、関係者は決意を新たにしています。
 
関係者によるテープカット 眼底断層診断装置

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