ふすま同窓会85年記念祭を開催


 10月22日(土)、山形大学の前身である山形高等学校時代から続く「ふすま同窓会」が85年記念祭を開催しました。記念祭では、記念講演、寮歌祭、記念式典、祝賀懇親会を催しました。
ふすま同窓会は、山形大学の前身である山形高等学校を母体に、新制の山形大学文理学部、改組後の山形大学人文学部、同理学部の卒業生から成る同窓会です。旧制高校時代から続く同窓会は後継者がいないまま消滅せざるを得ないことも多い中、同会は新制大学につながる全国でも例のない、貴重な同窓会としてその伝統を受け継いでいます。
 記念講演は、文理学部の第6回生である彫刻家バーンズ・河合郁子氏を講師に迎え、「私のアメリカ生活」と題して行われました。バーンズ氏が作品の解説をすると聴講者らは熱心に聞きいりました。
 続く寮歌祭は、ふすま記念碑を囲み、松本薫元東京ふすま会会長を総指揮にして行われました。学生歌「みどり樹に」等が雄々しく歌われ、太鼓の音と共に同窓生らによる歌声が響きました。
 記念式典には、仙道学長が参加し、出席者は総勢200余名になりました。仙道学長は祝辞で、大学改革に触れ、「ふすま同窓会の理念でもある独立自尊の精神を礎にしたい」と述べると共に、ふすま同窓会の益々の発展を祈りました。
   
バーンズ氏による記念講演 声高らかに歌う同窓生

《「ふすま」の由来》
 「ふすま」は山形高等学校の校章に使われたチョウカイフスマに由来します。チョウカイフスマとは、鳥海山の頂付近に生育する固有の高山植物です。
 山形高等学校が校章を制定するにあたり、三輪田輪三校長が選んだのがチョウカイフスマです。それも、花ではなく十字の賀に抱かれた蕾の図案を採択したところに未来への希望を託したといえます。
祝辞を述べる学長

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