遠藤利明衆議院議員が山形大学を視察


 11月14日(月)、遠藤利明衆議院議員と文部科学省の徳永 保審議官(高等教育担当)が山形大学を視察しました。遠藤議員は、7月に医学部と附属学校を訪問しており、この日は工学部への訪問となりました。
 最初に、留学生と奨学生との懇談を行いました。遠藤議員、徳永審議官に加え、本学からは、仙道学長、田村理事、小山工学部長、尾形評議員が参加しました。
 留学生からは、「母国では留学したくても留学できない人がいる。留学生受入基準があるのか。」、「勉強の目的で日本に来ているのに、アルバイトが本業になっている学生がいる。その対策はどうなっているのか」などの質問がありました。また、奨学生からは、「授業料が値上がりを続けており、一人あたりの高等教育に対する予算が減っているのでないか。」、「英語の授業機会を増やしてほしい。」等の要望が出されました。また、「靖国問題は学校の歴史学習の中では学んでこなかった。」などの時事問題も話題となりました。
 その後、遠藤議員らは有機ELで白色を発見し先端研究を行っている城戸淳二研究室を訪れました。城戸教授からは、研究状況を説明するとともに「有機ELが世界競争の環境にあること、特に白色有機ELは省エネタイプの照明として開発しており国家の投資が必要」との話があり、実験室等を見学しました。中小企業の技術力も高く、ものづくりの環境に恵まれている山形に、大学がコアとなる「山形有機エレクトロニクスバレー」の設立を目指す城戸教授の研究に期待したいと思います。
 遠藤議員は教育環境にも触れ、学生の実験室も視察しました。有機化学基礎実験(学部2年生受講)の様子を技術職員から説明を受けながら見学し、また、学生に実験内容を質問していました。平成19年4月には学校教育法の改正により准教授制が設けられるなど、大学の教員組織のあり方が変わることから、技術職員の役割についても理解を深めようとしたものです。
 三時間にわたる視察でしたが、工学部の現状をよく理解していただけたと思います。
 この後、徳永審議官は、重要文化財となっている旧米沢高等工業学校を視察しました。教室、校長室も昔のままに復元されており、当時の様子に感慨深くご覧になりました。
   
留学生らと語らう遠藤議員 城戸教授(右から二人目)から直に説明を受ける
遠藤議員(右から四人目)と
徳永審議官(右から六人目)
有機化学基礎実験で説明を受ける一行 旧米沢高等工業学校会議室にて
左から田村理事、仙道学長、
       徳永審議官、小山工学部長

 
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