屋上緑化による省エネ効果の実験を開始


 山形大学大学院ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーでは、去る9月6日に屋上緑化施工現場の公開を行いました。場所は、米沢市の山形大学工学部敷地内にあるインキュベーション施設の屋上で、建設汚泥や浄水汚泥などを再利用した屋上緑化用軽量土壌を敷設し、省エネ効果などを調査する実験を開始したものです。
 試験場は、インキュベーション施設の2階と1階の屋上に作られたもので、2階屋上(約200平方メートル)の試験場には、軽量土壌を敷き詰めた後に芝を植えつけました。また、1階屋上は、植物の栽培試験場として利用することとしています。
 利用している軽量土壌は、森環境技術研究所(山形県新庄市)と東北大学などが共同で開発した「ボンテラン工法」により作られています。重さは一般土壌の7割程度と軽量であることに加えて保水力に優れており、緑化基盤材や盛り土材などに利用されているものです。
 現在では、地球温暖化による夏期の冷房利用頻度が拡大している一方、企業等においてはISO14001の認定により、一層の省エネへの取り組みが必須となってきています。大学院ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーでは、建物への断熱効果や軽量土壌の優位性をデータで実証し、雪国における屋上緑化の効果について研究を進めています。屋上緑化の普及拡大に資することを目的としています。


2階の屋上一面に植え付けられた芝

1階屋上ではハーブ類に栽培を行う

 
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