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 「人生のターニングポイント」

        秋葉 颯さん   (山形県寒河江市出身)
             H29.3  地域教育文化学部地域教育文化学科
                   システム情報学コース卒業
             現在: 白鷹町立白鷹中学校 勤務


4年生時の部活動の写真(筆者は最前列中央左側)
  〈山形大学に入学した動機〉
 私には中学生の頃から、地元山形で中学校の教員になりたいという夢がありました。山形の教員になることしか考えておらず、地元の大学で教員を目指そうと思ったのが山形大学を選んだ一番の動機です。現在は技術・家庭科(技術分野)の教員として働いていますが、当時は数学の教員を目指していました。同大学には、理学部・数理科学科もありましたが、より教育について学びたいという思いがあり、地域教育文化学部で数学の教員免許が取得できる地域教育文化学科・システム情報学コースを選びました。私は数学の中高一種と技術の中一種の教員免許を持っています。技術の教員免許は、システム情報学コースの講義と並行して、生活環境科学コースの講義を受けることで取得することができました。

〈山形大学での学生生活〉
 山形大学での学生生活はゆとりがありながらも、充実した4年間だったと思い返しています。大学の講義で学ぶ内容はとても難しく、試験の際は高校時代よりも必死になって勉強しました。特に専門科目は、単位を取るのに必死でした。大学は自ら学びに行く場ですが、当時の私は勉強することが一番嫌いでした。
 2年生の後期になると、研究室を決めなければなりません。人生で一番悩んだ時期だったと思います。前述したとおり、私はシステム情報学コースの学生でしたが、河合康則教授のもとで技術科について深く学びたいと思い、生活環境科学コースの研究室に入ることを決めました。この時に、数学の教員ではなく技術の教員になることを決断しました。これが私にとって人生のターニングポイントになったことは間違いありません。
 3年次以降、研究室は私1人だけだったので、ゼミは河合教授とのマンツーマンでした。共に学ぶ仲間がいない寂しさはありましたが、丁寧に指導していただきとても貴重な時間となりました。河合教授と出逢っていなければ今の自分はいないと思っています。心より感謝しております。
 4年次はひたすら教員採用試験に向けて勉強をしていました。試験1カ月前は毎日10時間以上机に向かっていました。もちろんストレスが溜まります。そんな時は大学生協のカウンターに行き、教採講座担当の方々に悩みや不安を打ち明けたり、他愛もない会話をしたりしていました。長話に付き合ってくださった、清野さん、遠藤さん、小関さん本当にありがとうございました。
 部活動は硬式野球部に入り、週6日で活動していました。塾講師のアルバイトもしていたので、遊ぶ時間はほとんどありませんでしたが、小学生から続けてきた野球を大学まで続けられたことは自分の財産になりました。
 社会人になり、大学時代とは比べものにならないほど忙しい日々を過ごしていますが、不思議とあの頃(大学時代)に戻りたいという思いはありません。きっと大学生活4年間が充実していたからこそだと思っています。

〈なぜ、現在の仕事を目指したか〉
 教員を目指したきっかけは、子どもたちに野球を教えたいという想いからでした。私の父も中学校の教員をしており、父が大好きな柔道を子どもたちに教えている姿を間近で見てきたことが大きかったと思います。今思えば恥ずかしい話ですが、数学の教員を目指していた理由は5教科の中で唯一得意な教科だったからです。

〈現在取り組んでいる仕事や仕事のやりがい〉
 私は現在、白鷹町立白鷹中学校で2学年の担任をしています。教育実習だけではわからない、学校の組織やきまりがあり4月当初は本当に何もわかりませんでした。そんな時、白鷹中では1年先輩の2年生の生徒たちが、わからないことを一つ一つ教えてくれ私を助けてくれました。なかなか学級がまとまらず、自分の力のなさに悩んだ時期もありましたが、今は担任を持たせていただいて本当に良かったなと思います。
 部活動ではバスケットボール部の顧問をしています。野球を通して学んだチームワークの大切さや礼儀の大切を教えています。この年になって、他のスポーツの魅力に気付けるのは中学校教員のやりがいの1つだと思っています。 まだまだ仕事には慣れません。しかし言い換えれば、それだけ毎日違った日々を過ごしているということです。来年度は1年間の流れをしっかり見通して、良い意味で余裕を持って仕事をこなしていきたいと思っています。  中学校教員の1番のやりがいは、毎日子どもたちの笑顔を見て、一緒に笑っていられることだと思います。

〈後輩へ伝えたいこと〉
 大学時代はたくさん悩んでほしいと思います。一番やりたいことは何なのか、自分の将来について真剣に考えてみてください。ゆっくり時間をかけて考えることができるのは今だけだと思います。自分で悩みに悩み抜いて出した選択に後悔することはない、私はそう思っています。みなさんにとって、山形大学での学生生活がこれからのよき人生のターニングポイントになることを願っています。



卒論の際製作したネストテーブル1


卒論の際製作したネストテーブル2