会長挨拶:山形大学校友会会長（山形大学長）　小山　清人

山形大学校友会会長 小山　清人

　このたび、結城章夫前会長の後を受けて、校友会会長に就任した小山清人（こやま　きよひと）です。私は１９６８年に山形大学（以下「本学」という。）に入学してから、学生、教員を経験し、以来４６年間山形大学とともに歩み、私の人生は山形大学そのものであります。

　本学は、旧制の山形高等学校、山形師範学校、山形青年師範学校、米沢工業専門学校及び山形県立農林専門学校を母体として、昭和２４年５月の創設以来、関係者のご理解とご協力を得て、時代の要請に応えながら着実にその歩みを進めて参りました。現在は、６学部・６大学院研究科に９，２００人の学生が学ぶ東北地方有数の総合国立大学となっており、これまで本学が社会に輩出した多くの卒業生は、在学中に習得した知識とその経験を活かして社会のさまざまな分野で活躍しています。

　現在、本学では「学生教育を中心とする大学創り」を基本理念の一つに掲げており、学生が主体的に学び学生とともに成長する活気のある大学を目指してさまざまな取り組みを行っております。そして、卒業生から「山形大学で学んで本当に良かった。」と言っていただけることが、すべての教職員の願いであります。

　山形大学校友会は、そのような本学における諸活動を支援する組織として、平成１８年１２月に、本学の学生や卒業生をはじめ役員、教職員（退職者を含む。）及び山形大学校友会の趣旨にご賛同をいただいた方々を会員（生涯会費：１０，０００円）として設立されました。本会は、本学の発展に寄与するため、学生の健全な成長や分散キャンパスにおける一体感を醸成する活動等を支援する目的として、次のような事業を展開しております。
（主な事業）
　 ・ 学生の修学、課外活動及び就職支援に関する事業
　 ・ 本学と保護者との連携に関する事業
　 ・ 本学運営への支援事業
　 ・ 同窓会等への支援事業
　 ・ 会員相互の親交に関する事業

　会員の皆さまにおかれましては、今後とも、本会への一層のご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
　なお、この機会に本会の趣旨にご賛同いただける方は、どなたでも本会への入会を歓迎いたしますので、重ねてよろしくお願い申し上げご挨拶といたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成２６年４月