海外研修で学んだこと
私は大学3年生になるタイミングで工学部から人文学部の英語学専修に転学部しました。英語学の学生において留学経験は不可欠であろうと思い、英語力アップ、英語学習への気持ちの向上のために1か月という短い期間でしたが、海外語学研修を決めました。
海外語学研修初日、私はホストファミリーが話す英語をよく聞きとれず、何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。私にとって初海外、初ホームステイでかなり緊張していたのです。ショック、焦り、不安、そのような状態の私は早く日本に帰りたいと思いました。しかし、2日目以降、語学学校でたくさんの外国人たちと友達になり、英語を聞きとり、話すことにも慣れ、初日の自分の気持ちが嘘のようでした。英語で話すことに楽しさを感じ、留学中は貪欲に英語を話し、聞こうと思いました。言うまでもありませんが、留学生活全てにおいて英語があふれています。テレビにしても、街にある標識や看板にしても、新聞にしても、周りの人たちの会話ももちろん英語です。それらの中にある英語をできるだけ吸収し自分のものにしたいという思いがありました。私は、知っている道でも目的地までの時間を聞いたり、洋服店で店員に話しかけたりするなどして、自ら英語でコミュニケーションをとる機会をつくりました。
週末は学校がなく、友人たちと楽しく過ごしました。シアトルへショッピングに行ったり、雪山にスノーボードをしに行ったり、ときにはカジノへも・・・。雪山から見下ろすダウンタウンの夜景は息を呑むほどの絶景で、友人は感動のあまり、涙を流していました。
帰国して思うことは、留学に最も必要なのは積極性だということです。英語が少ぐらい間違っていてもどんどん話し掛けてみる、可能な限りいろいろな場所に足を運んでみる、すると、日本とは違う何かを、違う自分を発見できるはずです。私はこの留学でさらに英語が好きになりました。もっと英語を勉強し、TOEICのスコアもアップするように頑張りたいです。
また、1か月という期間は本当にあっという間で、帰国当日、私は「もっとここにいたい。まだ日本に帰りたくない。」と強く思いました。 また留学する機会があるならば、そのときは1年ぐらい滞在したいです。
最後に、今回の私の留学を支援してくださった方々、素晴らしく貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
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